静岡県高校新人大会 柔道男子/加藤学園、静岡学園2階級V

 静岡県高校新人大会は20日、柔道、サッカーなどを行った。柔道は県武道館で男女各5階級の個人戦を行い、男子は加藤学園と静岡学園がそれぞれ2階級を制覇。女子は東海大翔洋が2階級を制した。女子57キロ級は杉山(東海大翔洋)が連覇を達成した。各階級の優勝者は3月19、20日に日本武道館で開催される予定の全国選手権に出場する。

男子66キロ級決勝 内股で一本勝ちした加藤学園の岡本(右)=県武道館
男子66キロ級決勝 内股で一本勝ちした加藤学園の岡本(右)=県武道館
女子57キロ級決勝 連覇を達成した東海大翔洋の杉山(奥)=県武道館
女子57キロ級決勝 連覇を達成した東海大翔洋の杉山(奥)=県武道館
男子66キロ級決勝 内股で一本勝ちした加藤学園の岡本(右)=県武道館
女子57キロ級決勝 連覇を達成した東海大翔洋の杉山(奥)=県武道館

 サッカー男子は準々決勝を行い、静岡学園、浜松西、清水桜が丘、藤枝東が4強入りした。準決勝の静岡学園-浜松西、清水桜が丘-藤枝東は21日に行う。

 ■岡本(加藤学園)天敵破り王座 男子66キロ級
 小学生時代からの天敵をついに破った。男子66キロ級の岡本(加藤学園)は連覇を狙った辻本(静岡学園)に延長11秒で得意の内股を鮮やかに決めて一本勝ち。「一度も勝ったことがない強い相手。夢のようだった」。決勝まで全て一本勝ちのライバルからの初勝利に雄たけびを上げた。
 延長突入の直前。消極的な姿勢で指導を受けたが、延長に入ると気持ちを持ち直した。何度も投げられた相手の内股を警戒しながら一瞬の隙を突いた。大会約1カ月前に重量級選手との練習中に左足首を痛め剝離骨折。2週間練習ができなかったのを感じさせない試合運びだった。
 父親でもある謙治監督は「指導をもらって弱気になっていた。もっと積極的な柔道をしなければ」と鼓舞し続けた。昨年の準々決勝で負けた相手が宙に舞うと、息子以上のガッツポーズが飛び出した。
 父親の勧めで就学前に競技を始めた。主要大会の個人戦で頂点に立つのは初めてという。強豪校とも合同練習を重ね頭角を現してきた。自信を深める白星に、「全国ベスト8以上が目標」と言い切った。

 ■猛攻に耐え杉山(翔洋)連覇 女子57キロ級
 女子57キロ級は杉山(東海大翔洋)が苦しみながらも連覇を成し遂げた。上原(富士市立)の猛攻を懸命にかわし、延長1分過ぎに横四方固めで押さえ込んで一本勝ち。「全国大会に出られたらどんな形でも良かった」。派手な技とはいかなかったが、確実に全国切符を取りにいった。
 連覇を過度に意識することはなかったが、実戦不足から緊張があったという。「気持ちで絶対に負けない」。延長では攻勢に転じ、相手の腕を取って回して押さえ込みに成功。反復練習で培った技術が生きた。
 昨年も同階級を制したが、新型コロナウイルスの影響で全国大会は中止になった。「1年生でどれだけ(全国で)できるか試したかったので残念。全国優勝するために自分の柔道を見直して準備したい」。仕切り直しの大舞台を見据えた。

いい茶0
メールマガジンを受信する >