東海大翔洋 強豪秋田工と28日初戦 全国高校ラグビー
(2020/12/24 20:01)-
第100回全国高校ラグビー大会は27日、花園ラグビー場(大阪)で開幕する。3年ぶり11度目となる本県代表の東海大翔洋は28日、1回戦で3年ぶり68度目出場の秋田工と対戦する。史上最多の15度の優勝を誇る強豪に、どこまで食い下がれるかが勝負となる。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため全試合を無観客で行う。
秋田工はSHを軸に素早い展開で球を動かして揺さぶりを掛け、快足WTBが突破を図るのが持ち味。秋田県大会決勝は100点ゲームで圧倒した。東海大翔洋の津高監督は相手SHがキックを多用する傾向を念頭に、その対策を入念に行った。「相手のしたいことをさせないのが重要」と接戦に持ち込む方策をもくろむ。
東海大翔洋も同じくSH山田がチーム浮沈の鍵を握る。強豪目黒学院(東京)から4月に転入したばかりだが、SOで出場した11月の県大会決勝で決勝トライを決め、チームを花園に導いた。162センチ、55キロと小柄ながらもラグビーセンスは抜群。山田は「速くボールを動かしていい流れをつくりたい」とイメージを膨らませる。
FWの重さは秋田工が上回ることが予想されるが、フッカーの清主将は「相手FWにモールを組ませないように守りたい。小さくても低く当たってFW戦で勝つ」と力強い。
今回は記念大会で史上最多の63校が出場するため、1回戦のみ前後半を通常よりも5分短い25分で行う。指揮官は「先制パンチが大事。いかに先取点を取るか」と試合序盤の入り方を勝敗の分水嶺(れい)に挙げた。
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