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男子は飛龍、女子は浜松開誠館がV 全国高校バスケ静岡県予選

(2020/11/16 09:31)
男子決勝 飛龍―藤枝明誠 第2クオーター、飛龍の保坂(右)がシュートを放つ=県武道館
男子決勝 飛龍―藤枝明誠 第2クオーター、飛龍の保坂(右)がシュートを放つ=県武道館
女子決勝 浜松開誠館―浜松市立 第1クオーター、浜松開誠館の山本(左)が相手と競り合いながらシュートを決める=県武道館
女子決勝 浜松開誠館―浜松市立 第1クオーター、浜松開誠館の山本(左)が相手と競り合いながらシュートを決める=県武道館

 バスケットボールの全国高校選手権静岡県予選は15日、県武道館で男女決勝を行った。男子は飛龍が藤枝明誠を78-67で下し、2年ぶり10度目の優勝。女子は浜松開誠館が90-42で浜松市立に勝ち、5年連続5度目の頂点に立った。
 飛龍と浜松開誠館は12月23日に開幕する全国大会(東京体育館ほか)に出場する。組み合わせは11月26日に決まる。

 ▽男子決勝
飛龍 78(17―19 21―16 16―10 24―22)67 藤枝明誠
 ▽女子決勝
浜松開誠館 90(30―16 16―7 25―12 19―7)42 浜松市立

 ■男子 強気な姿勢、明誠かき乱す
 男子決勝は昨年と同カード。飛龍が藤枝明誠に最終クオーターで逆転負けを喫した昨年の雪辱を果たした。原田監督は「準備してきたことがしっかり出せた。明誠対策を実行できた」と胸を張った。
 第1クオーターからエース保坂が果敢に内角に仕掛けた。「監督から『おまえがリーダーシップを取って攻めろ』と言われていた」。鋭いドライブで明誠のゴール下をかき乱した。強気な姿勢はチームに勇気を与え、古大内も要所で3点シュートを決め、計23得点をマークした。
 「影のMVP」と指揮官に言わしめたのが、相手留学生の2メートルのカミソコと対峙(たいじ)した三橋。約20センチの身長差も臆することなく、体を張って粘り強く守った。「今までで一番良いディフェンスができた」。四つの反則でベンチに退いたが、保護者やチームメートから大きな拍手を受けた。
 優勝の瞬間、選手は涙を流して喜びを分かち合った。「本当にうれしくて、自然と涙が出てきた」と古大内。強い結束力を武器に、全国4強を狙う。

 ■女子 立ち上がりから攻め圧倒
 県女王が圧倒した。浜松開誠館は立ち上がりから山本や樋口らを中心に攻め立て、浜松市立に48点差をつけた。守りから相手に重圧をかけてボールを奪い、主導権を握った。
 コロナ禍で全国高校総体が中止になり、選手は落ち込んだ。黒川ら主力がけがで離脱したことも重なり、チームの士気は下がるばかり。「本当に今年は大変だった。選手と腹を割って話し合った」と三島監督。明るく元気にやろうと気持ちを切り替えた。
 8月の県会長杯は決勝で静岡産大に敗れ、県内公式戦連勝記録が94でストップ。だが、「勝つ喜びを味わってもらいたかった」と指揮官は勝つまで練習試合を申し込み続け、選手に奮起を促した。
 苦難を乗り越えて5連覇を成し遂げた。山本は「一人一人が努力して成長できたからこそ優勝につながった。ほっとしている」と安堵(あんど)。三島監督も「この経験は選手の今後の人生に生きてくる」とうなずいた。

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