静岡新聞SPORTS

浜松商、エース尾崎1区独走 静岡県高校駅伝・男子

(2020/11/2 09:05)
浜松商の2区山崎(右)にたすきをつなぐ1区尾崎=小笠山総合運動公園
浜松商の2区山崎(右)にたすきをつなぐ1区尾崎=小笠山総合運動公園

 エースが4年ぶりの都大路に導いた。浜松商の尾崎は、実力者が集まる1区で唯一の29分台をマーク。2位に1分23秒差をつけ、先行逃げ切りの態勢をつくった。「自分がレースをつくらないといけなかった。プラン通り」。優勝の瞬間は満面の笑みでゴールテープを切った飯塚主将に抱きついた。
 スタートして4キロすぎから独走状態に入った。「思いのほか速いペースだったが、余裕があった。大崩れしなければ仕事を果たせると思った」。設定記録は30分25秒の予定だったが、後半もスピードを維持できたことが好記録につながった。
 盤石なレース展開に思えるが、大会前は調整に苦労した。「納得のいく練習が積めず、不安が大きかった」。チームメートから期待を受けていたが、1週間前に右足を捻挫し、弱音を吐いたこともあった。本調子ではなかったが、「結果的には良い走りだった。さすが尾崎」と日向監督。飯塚は「優勝するには1区の尾崎からトップを譲らないことが条件だった。本当に尾崎さまさまです」と感謝した。
 1、2年時は優勝争いにも絡めなかった悔しさを糧に、チームははい上がってきた。全国大会の目標は8位以内入賞。近年はレベルが高く、昨年の入賞校は2時間1、2分台の記録を残している。指揮官は「静岡代表として恥ずかしくないレースをしたい」と口元を引き締め、尾崎も「目標に少しでも近づいていけるよう、もう一度チームでまとまっていきたい」と決意を新たにした。

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