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浜松南リトルシニア、途絶えた夢後輩に 全国大会無念の中止、チーム内「引退試合」で有終

(2020/9/24 16:34)
引退試合の終了後、鈴木監督(右手前)から激励の言葉などを受ける3年生と2年生=浜松市西区の浜松南リトルシニア専用球場
引退試合の終了後、鈴木監督(右手前)から激励の言葉などを受ける3年生と2年生=浜松市西区の浜松南リトルシニア専用球場

 浜松市の中学生硬式野球チーム「浜松南リトルシニア」が南関東代表として勝ち進んでいた第48回日本リトルシニア日本選手権が、他県の出場チームの家族から新型コロナウイルス感染者が出たため、大会途中で中止になった。全国制覇の夢を絶たれた3年生を思い、鈴木彰宏監督(52)ら指導陣が22日、チーム内で引退試合を特別に用意し、「悔しさを胸に高校の舞台で活躍を」と激励した。
 浜松南は持ち前の堅守と粘り強い試合運びで20日の初戦、尼崎西戦を7対3で逆転勝利した。だが翌21日、準々決勝会場に向かうバスに届いたのは、大会中止の報だった。
 引退試合は2年生を相手に3年生が貫禄の勝利で終えた。2年生も最終回に2点を返すなど、来春の全国選抜大会につながる県大会決勝を直近に控えるチームとして成長した姿を見せた。
 主将藤田駿斗さん(14)=浜松浜北北部3=は「2年も団結力がある。全国制覇を成し遂げて」と願い、3年生投手7人の球を受けてきた捕手鈴木叶さん(14)=掛川東3=も「会話を重視してきた。高校で悔しさを晴らしたい」と誓った。
 新主将の山下陸人さん(14)=浜松篠原2=は「先輩たちともっと試合をしたかった。全国へ勝ち進んで恩返しする」と意気込んだ。

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