主力組が攻守で松本圧倒 清水エスパルス・鹿児島キャンプ

 J1清水は9日、鹿児島市の鹿児島ふれあいスポーツランドでJ2松本と練習試合を行った。主力級が出場した1本目は鈴木唯、サンタナの得点などで3-0。3本合計では4-4で引き分けた。

清水―松本 1本目5分、右足でシュートを決める鈴木唯(左から3人目)=鹿児島ふれあいスポーツランド
清水―松本 1本目5分、右足でシュートを決める鈴木唯(左から3人目)=鹿児島ふれあいスポーツランド

 1本目は攻守で圧倒し、ショートカウンター、セットプレー、サイド攻撃と多彩なパターンから得点を重ねた。「ベンチに戻った時の監督の表情が良かった。相手のレベルもあるが、90点あげてもいい出来」。左サイドMFで全ての得点に絡んだ金子は手応えをのぞかせた。
 積極的な守備で主導権を握り、試合を支配。自陣で守備ブロックを敷いて相手を待ち構えるだけでなく、高い位置から連動したプレスを仕掛けた。5分の鈴木唯の得点はその成果。左サイドでボールを奪い、金子、サンタナと素早くつないでゴールを陥れた。「ボール保持者の(パスの)選択肢をつくる良い立ち位置がとれていた」(金子)とロティーナ監督が重要視するポジショニングでも進歩を見せた。
 ただ、メンバーを大きく入れ替えた2本目以降はミスが増え、連係面や全体への戦術浸透は道半ばであることをうかがわせた。「今大事にしているのはコンセプトをチーム全体に落とし込むこと」と指揮官。実戦で見えた収穫と課題を踏まえ、完成度を高める作業を加速させる。

 ▽練習試合(45分×3本)
 清水 4(3-0 1-1 0-3)4 松本
 ▽得点者【清】鈴木唯(サンタナ)、サンタナ(原)、オウンゴール、ディサロ(PK)

 ■鈴木唯、サンタナ ゴール〝競演〟
 1本目に2トップを組んだ鈴木唯とサンタナがそろい踏みの得点でFWの役割を果たした。
 鈴木唯は前線が連動して奪ったボールをサンタナから受け、落ち着いてゴール右隅に蹴り込んだ。「45分間で結果を残せたことは大きい」。1月の練習試合に続く得点で、存在を大きくアピールした。
 サンタナはCKから原が頭で変化をつけたボールを右足で合わせた。得点以外でも相手守備陣の背後に抜け出す動きでシュートに持ち込み、前線での球の収めどころとしても機能した。

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