左右MFの競争激化 清水エスパルス・鹿児島キャンプ

 J1清水のサイドMFの定位置争いが激しくなりそうだ。終盤と同じ4-4-2の布陣が予想される今季。FWで昨季チーム最多10得点を挙げたカルリーニョスがここまでの練習で左サイドに入り、右が主戦場の中山もJ1横浜FCから加入。昨季の主力だった西沢や金子、けがからの復活を期す石毛ら多士済々の顔ぶれがそろう。

左サイドから強烈なシュートを放つカルリーニョス=鹿児島市の鹿児島ふれあいスポーツランド
左サイドから強烈なシュートを放つカルリーニョス=鹿児島市の鹿児島ふれあいスポーツランド

 4日は攻撃の組み立てからフィニッシュまでのパターン練習などに取り組んだ。カルリーニョスは左サイドから中に切り込んで強烈なシュートを何度も放ち、他の選手もクロスやシュートを繰り返して精度を高めた。
 カルリーニョスは昨季、3トップの中央など主に最前線で起用された。ただ、本来はサイドでのプレーを得意としていて、慣れたポジションに「感触は非常に良い」とうなずく。得点へのこだわりは持ちつつ、「アシストでも貢献できる」とラストパスの出し手としての意識も高める。
 中山はプロ2年目の昨季、原因不明の体調不良で離脱し、不完全燃焼の1年を送った。清水への移籍の決断は「そんな僕を必要としてくれた」感謝の思いだったと明かす。「縦へのスピードを生かしたい」と自慢の武器をアピールする。
 昨季、セットプレーで多くの得点を演出した西沢は10ゴール10アシストを目標に設定。金子も10得点した3年前の再現を目指し、「ゴールへの欲をもっと出す」と闘志を燃やす。石毛は「けがをせず、ポジション争いに勝つ」とフル稼働を誓う。

 ■守護神争いには永井名乗り
 新加入のGK永井が守護神争いに名乗りを上げる。権田、大久保の経験豊富な2人がライバルとなるが、「強い気持ちを持って負けないように」と競争に挑む。
 J2松本からの期限付き移籍先のJ2北九州で昨季、40試合に出場。J2復帰1年目で5位に入ったチームの躍進に貢献し、「キックを強みとしてきたが、シュートストップにも自信が持てた」と成長を実感している。
 新体制発表会見で目標を「優勝の一択」と言い切った。「練習の中でもチームに貢献できるよう、いろいろなことを考えてやっていきたい」と献身を誓う。

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