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J1清水エスパルス、苦境打開へ試行錯誤 3バック布陣で7戦も「攻守に形見いだせず」

(2020/10/16 17:03)
FC東京戦で3バックを組む清水の(右から)六平、ヘナトアウグスト、ヴァウド。布陣のてこ入れも守備の不安定さは改善されていない=東京・味スタ
FC東京戦で3バックを組む清水の(右から)六平、ヘナトアウグスト、ヴァウド。布陣のてこ入れも守備の不安定さは改善されていない=東京・味スタ
清水エスパルスの布陣
清水エスパルスの布陣

 14日のFC東京戦で今季3度目の5連敗となり、3勝3分け17敗の暫定17位に沈むJ1清水エスパルス。7戦前の横浜M戦から布陣を3バックに変えててこ入れを図ったが、攻守両面で大きな効果を発揮できていない。クラモフスキー監督は「起用可能な選手で考えている」と布陣変更の意図についてあまり多くを語らないが、苦境打開への試行錯誤が続いている。
 指揮官は1月の就任会見で「4-3-3がまずスタート」と語り、昨年まで2年間ヘッドコーチを務めた横浜Mと同じシステムでのチームづくりに着手した。リーグ中断期間に3バックを試す機会もあったが、4バックを基本線に練度を高めてきた。
 6連敗で迎えた9月の横浜M戦。準備期間がほとんどない中、指揮官はMFヘナトアウグストを最終ラインに加えた3バックへの変更に踏み切った。守備時には左右のウイングバックを加えた5人でゴール前に壁をつくり、次節の湘南戦は完封勝利。しかし、守備に不慣れなウイングバックの背後のスペースを狙われるなどその後は複数失点が続き、リーグ最多失点の不安定な守備は改善されていない。
 最前線に掛ける人数が減ったことで、リーグ序盤に見られたような敵陣でのプレスでボールを奪い、素早くゴールに迫る攻撃も少なくなった。相手によって中盤の構成を変えるなど最善の配置を探るが、MF金子は「まだ攻守に形が見いだせていない」と途上であることを認める。
 5戦負けなしのリーグ序盤に4バックの左サイドバックに入っていたファンソッコのけがからの復帰が近づいている。DFラインに安定をもたらした守備職人が戻った時にどのような布陣で臨むのか、指揮官のビジョンが明確になりそうだ。
 

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