J1清水「攻撃サッカー」発展途上 大熊GM、前半戦を総括

 J1清水は16日の横浜M戦でリーグ戦の半分の17試合を消化し、2勝3分け12敗の最下位に沈む。今季ゼネラルマネジャー(GM)に就任した大熊清氏(56)がインタビューに応じ、「目指すスタイルには向かっているが、結果に出し切れていない」とクラモフスキー監督の掲げる攻撃サッカーが発展途上であることを強調。今季は降格はないが、「前進していることを見せないといけない」と後半戦はより結果にこだわる姿勢を示した。

インタビューに応じた清水の大熊ゼネラルマネジャー=静岡市清水区のクラブハウス
インタビューに応じた清水の大熊ゼネラルマネジャー=静岡市清水区のクラブハウス


 -前半戦を振り返って。
 「申し訳ない成績。目指したい方向にはっきりと向かっているが、監督の掲げるサッカーに対して選手の頭と体が対になりきれていなかったり、相手に研究されたりする中で勝ち点がとれていないのが現状。ただ、チームとしての粘り強さなどはもっと必要」
 -選手に求めたいことは。
 「自立すること。相手に研究された時、それを乗り越えるのは選手の判断が重要。判断能力が自立しきれていない部分で内容が良くても勝利につなげられず、今の順位に反映されている。12日の鹿島戦のような自陣でのミスからの失点などは同じことを繰り返している。細かい判断をしっかりしていかないと、チームとして積み上がっていかない」
 -後半戦に向けて。
 「前進していることを見せなければと思う。『今年は降格がない』という目で全てを見るわけにはいかない。周囲を納得させないといけないというのは監督と共有している。大きく変えつつあるところなので、サポートしながらも土台が広がっているか確認しながら、いろいろな角度で厳しく見るところは見ていく」

 ■おおくま・きよし 浦和南高、中大を経て1987~92年に東京ガス(現FC東京)でプレー。指導者としてU-20(20歳以下)日本代表やFC東京、大宮、C大阪などで指揮を執った。C大阪チーム統括部長から今季、清水のGMに就任。埼玉県出身。

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