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クラモフスキー戦術、発展途上 J1清水・鹿児島キャンプ

(2020/2/4 08:00)
4失点目を喫する清水イレブン=鹿児島ふれあいスポーツランド
4失点目を喫する清水イレブン=鹿児島ふれあいスポーツランド

 J1清水は鹿児島ふれあいスポーツランドでJ2松本と練習試合(45分×4本)を行った。主力級が出場した1、2本目は2-4で敗れた。全体では6-6だった。
 1本目の12分に右サイドの金子からの横パスを中央で西沢が沈めて先制。21分にも金子のクロスを中央の後藤がスルーし、西沢が流し込んだ。3トップの左の西沢は「中央に入り込んで合わせる形は狙い通り」とサイド攻撃に手応えを示した。選手同士が近い距離でリズム良くパスを回し、決定機をつくり出す場面も生まれた。
 しかし2本目は運動量が落ち、パスミスなどでカウンターを受ける展開に。3失点を喫し、特に3、4点目は相手のプレスを受けてGKと最終ラインの連係が乱れ、失点につながった。今季はGKから短いパスをつないで攻撃を組み立てる戦術に挑戦している。センターバックの立田は「こういうサッカーをやる以上、(パスミスは)仕方ない。ミスを減らして自分たちの形が見えてくれば」と前を向く。
 クラモフスキー監督は「自分たちのサッカーで得点がとれた」と攻撃面の成果を口にする一方、「選手はこれまでと360度違うことをやっている」と戦術の定着は成長過程にあることを強調。選手からも「ネガティブな結果ではない」と前向きな言葉が相次いだ。指揮官の目指す戦い方をどこまで成熟させられるかが、開幕までの鍵となりそうだ。

 ▽練習試合(45分×4本)
 清水 6(2-1 0-3 1-0 3-2)6 松本
 ▽得点者【清】西沢2、滝、ファンソッコ、福森、鄭大世
 【清水の先発メンバー】GK 西部▽DF 奥井、ヴァウド、立田、石毛▽MF 岡崎、竹内、ドゥトラ▽FW 金子、後藤、西沢

 ■攻撃は狙い通り2発、金子が2アシスト
 3トップの右に入った金子が、西沢の2得点をアシストするなど攻撃をけん引した。「自分たちがやりたい形ができた。個人的にもコンディションが上がってきている」と納得の表情を浮かべた。
 2本目の終盤にはMF竹内の交代でゲーム主将を任され「チームを引っ張っていければ」と自覚をにじませた。開幕に向け「相手が対策してきた時の他の攻撃プランをつくらなければ」と次の課題を見つめた。

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