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プロ野球からサッカーJ1へ転身 清水の新社長、手腕注目 

(2020/1/24 17:00)
J1清水の社長に就任した山室晋也氏。新天地での手腕が注目される=静岡市内
J1清水の社長に就任した山室晋也氏。新天地での手腕が注目される=静岡市内

 サッカーJリーグ1部(J1)清水エスパルスの社長に今月、プロ野球ロッテ元社長の山室晋也氏(59)が就任した。清水について「サッカーを愛する土壌があり、ポテンシャル(潜在力)が大きい」と強調。2018年にロッテで球団史上初の黒字化を達成した手腕を新天地でどのように発揮するか、注目される。
 山室社長は銀行役員を経て14年にロッテの球団社長に就任。球団の健全経営に尽力し、球団創設50年目で黒字化に成功した18年に続き、19年には主催71試合の観客動員数で約166万5千人の球団新記録を達成した。
 山室社長は野球界からサッカー界への転身について、「野球よりも競技人口が多く、まだまだ伸びしろがあって面白いなと感じた」と話があった複数の仕事から清水でのJリーグクラブ経営の道を選んだ。静岡に来て「サッカーを愛する人の多さ、サッカー熱の高さには驚かされている」とし、「強いクラブ、勝てるチームをつくり、サッカーでの地域活性化に挑戦する」と言葉に力を込める。
 ロッテでは「(経営改善で)補強費を確保することで球団を強化できた」と振り返る。「まだ就任したばかりで十分にクラブのことが分かっていない」と前置きしつつも、清水でも入場料収入とスポンサー収入の両面の最大化に意欲を示す。
 19年度の清水のリーグ戦ホーム試合平均入場者数は1万5043人。IAIスタジアム日本平の収容人数は2万248人だが、販売できる座席数などを考慮すると約1万8千人が満席に近い状態となる。山室社長は入場者数を引き上げることでファンにチケットの枯渇感を与え、人気を高めていく展望を語る。「3年である程度変化を感じられるようにしたい。皆さんを振り向かせる仕掛けができれば」とアイデアマンの顔ものぞかせた。

 <メモ>やまむろ・しんや 三重県出身。立教大から1982年に第一勧業銀行(現みずほ銀行)に入行し、執行役員などを歴任。同行を退職し、2014年から約5年間、プロ野球ロッテの社長を務めた。186センチの長身で、立教大ではラグビー部に所属した。

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