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スタミナ強化着々 J1清水、国保フィジカルコーチに聞く

(2019/7/11 17:04)
選手の体力面の強化を図る国保塁フィジカルコーチ(左)=三保グラウンド
選手の体力面の強化を図る国保塁フィジカルコーチ(左)=三保グラウンド

 開幕当初はスタミナ不足を指摘されていたJ1清水だが、このところ試合終盤の得点が増えている。勝負どころで粘ることができるようになった背景には何かあるのか。5月中旬に就任した国保塁フィジカルコーチ(42)に聞いた。

 ―就任後、トレーニングのメニューを大幅に変えた。効果が出ているのでは。
 「1カ月で急には変わらない。体力面の改善だけが要因ではないだろう。フィジカル的な数値やデータが良くなったからと断定するのは危険。少なからず効果は出てきていると思うが、戦術やモチベーションの部分など要素はたくさんある」
 ―スタミナ不足を指摘されていたが。
 「走行距離データなどからそうした一面があることはつかんでいた。ただ、非常に良い数値だった試合もあり、チーム全体の潜在能力はあると評価していた。あとは持っている力を常に発揮できるような状況にしてあげなければいけないが、時間がかかる作業だ」
 ―トレーニングで重視していることは。
 「練習の目的をはっきりさせること。試合のこんな場面で生きてくるとか、こんな時に必要になるから意識してほしいと。練習メニューを目的別に分解して取り組んでもらい、最終的にそれを組み上げる。グラウンドをただ走るメニューはないが、ボールを使った有酸素トレーニングはしっかりやっている」
 ―夏場対策は。
 「いかに疲労回復させ、次に向かわせるか。今はチームの体力面を強化することと、週末の試合で結果を残せるようにすることの二つを同時に達成できるように進めている。練習強度のコントロールが必要になるので、慎重に進めていきたい」

 <メモ>国保塁(こくぼ・るい) 奈良育英高時代に選手として全国選手権4強入り。福岡大大学院で運動生理学などを学び、FC東京や山形、長崎などJリーグ各クラブのフィジカルコーチを歴任。2015~16年は浜松開誠館高コーチを務めた。清水は17年から。アジアサッカー連盟のフィットネスコーチライセンスを取得。奈良県出身。

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