清水エスパルス、守り抜きドロー Jルヴァン杯1次リーグ第1節

 Jリーグのルヴァンカップは3日、各地で1次リーグ第1節の残り6試合が行われ、D組の清水は広島と0-0で引き分けた。

清水―広島 後半、相手のシュートを阻止する清水の永井(右)=広島・Eスタ
清水―広島 後半、相手のシュートを阻止する清水の永井(右)=広島・Eスタ
清水―広島 後半、ボールを死守する清水の滝(左下)、立田(2)、後藤(14)=広島・Eスタ
清水―広島 後半、ボールを死守する清水の滝(左下)、立田(2)、後藤(14)=広島・Eスタ
清水―広島 後半、相手のシュートを阻止する清水の永井(右)=広島・Eスタ
清水―広島 後半、ボールを死守する清水の滝(左下)、立田(2)、後藤(14)=広島・Eスタ


 1次リーグD組▽観衆1904人
 ①Eスタ
 広島 1分け(1) 0(0―0 0―0)0 清水 1分け(1)

 【評】清水は広島に主導権を握られる時間が長かったが、守り抜いて勝ち点1を手にした。
 前半は互いに守備網を崩しきれず、静かな展開。前半22分に西沢のクロスを中央の鈴木唯が頭で合わせたが、枠を外した。
 後半はリーグ戦の主力を投入してきた相手に劣勢を強いられる時間が続いたが、13分、14分の2度のピンチはGK永井が好守で防いだ。清水も選手交代で打開を図ったが、決定機は限られた。

 ■選手入れ替えも堅守維持
 4日前のリーグ開幕戦から先発を9人入れ替えて臨んだ清水。先発を総入れ替えした広島に対して守勢に回る時間帯が多かったものの、集中力を切らさず無失点にしのいだ。「新しいメンバーがいた中で良い戦いができた。全体的に満足している」とロティーナ監督。堅い守備を維持できたことを評価した。
 サイドを起点に打開を図る広島に対し、清水は守備のブロックをこまめに移動させながら対応。クロスから危ない場面もつくられたが、新加入のGK永井が鋭い反応で何度もゴールを守った。J1での初の公式戦となった守護神は「タイミングを意識してうまくセーブできた」と手応えを口にした。
 ただ、攻撃面には物足りなさが残った。ボールを奪っても反撃のテンポはなかなか上がらなかった。「丁寧につなぐ上でパス回しの位置が低かった。もっと勇気を持って前で回せるようになれば」とDF福森。敵陣に運べても帰陣した相手を崩す効果的な連係プレーやパスを繰り出せず、課題も見えた。
 中2日で福岡とのリーグ戦が控えるなど連戦が続く3月。永井は「やれるんだという自信につながった」とうなずく。現状では“控え組”の突き上げはチームの大きな力になる。(市川淳一朗)

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