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清水エスパルス、ドウグラス豪快“残留弾” J1最終節

(2019/12/8 07:38)
清水―鳥栖 後半23分、ゴールを決め喜ぶ清水・ドウグラス(中央)=アイスタ日本平
清水―鳥栖 後半23分、ゴールを決め喜ぶ清水・ドウグラス(中央)=アイスタ日本平

 魅力に欠けるのは承知の上で、全員で泥くさく守り、エースの一発にかける-。今季追求してきたサッカーを凝縮させたような戦いぶりだった。最後の最後に、清水はあるべき姿に戻った。
 大一番を前にDF二見は話していた。「最後はドグ(ドウグラス)を信じる。それしかないやろ」。追い詰められて迎えた一戦で、清水は原点に立ち返るしかなかった。
 決勝点は後半23分だった。ドウグラスが右サイドに流れて球を拾いエリア内に進入。「カットインした瞬間にシュートと決めた」。角度のない位置から左足でカーブを掛けゴール左隅を射抜いた。期待に応える鮮やかな一発だった。
 これまでエースの1点を何度もふいにしてきた守備陣は、捨て身のプレーで7戦ぶりの無失点。試合後、主将の竹内は「ドウグラスのために、僕らは走る。今日は最後まで、足が止まることはなかった」と誇った。
 残留の使命を受けた篠田監督が就任直後から求めてきたのは「勝ち点を取るための現実的なサッカー」。たとえ不本意でも理想のスタイルを捨て、圧倒的な存在感を放つブラジル人に望みを託してきた。「一番のミッションを達成できてよかった。正直ずっと苦しかった」。強気の指揮官からは本音が漏れた。
 天皇杯準決勝のアウェー神戸戦が21日に控える。「タイトルはみんなの夢」とドウグラス。今季は終わっていない。

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