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<リオ五輪>卓球水谷「一戦一戦、強くなった」

(2016/8/24 07:50)
本社を訪れリオ五輪での戦いを振り返る卓球の水谷隼選手=23日午後、静岡市駿河区登呂の静岡新聞社制作センター
本社を訪れリオ五輪での戦いを振り返る卓球の水谷隼選手=23日午後、静岡市駿河区登呂の静岡新聞社制作センター

 リオデジャネイロ五輪で卓球男子個人銅、団体銀の二つのメダルを獲得した水谷隼選手(27)=ビーコン・ラボ、磐田市出身=が23日、静岡新聞社のインタビューに応じた。激闘を振り返り「一戦一戦、強くなり、成長した」と語った。

 -重圧はあったか。
 「地元磐田の壮行会でメダルを取ると宣言した。取らなきゃ帰れないと思っていたし、自分のプレーができれば絶対に取れると思っていた。試合を重ねるごとに緊張がほぐれた。個人準決勝で3ゲームを失い、(結果的に負けたが)追い詰められたことでその後の試合は開き直ってプレーできた」

 -好成績の理由は。
 「あの(日本製の)卓球台や、試合球も全く同じもので、普段から練習していた。あの台じゃなかったらメダルはなかったと思う」

 -団体戦では中国選手から1勝を挙げた。
 「中国は技術、フィジカルすべてを兼ね備えている。日本にはプラス要素が必要で、今回はメンタル面で勝てたのが勝因だった」

 -ロンドン五輪後は苦しい時期もあった。
 「4カ月間卓球から離れ、復帰した全日本選手権決勝で敗れ、続く世界選手権で初戦敗退。世代交代と言われどん底だった。ロシアリーグに参戦し、プライベートコーチを付けたのが転機になった」

 -プレースタイルにも変化があった。
 「昨年の世界選手権で中国に完敗したのを機に、これでは勝てないと感じた。後陣での守備的スタイルから前陣での攻撃的プレーに変えた。ラケットも軟らかいラバーから硬いラバーにした。最初は結果が出ず、何度も元に戻そうかと葛藤したが我慢を続けた」

 -男子の卓球に注目が高まった。
 「女子に比べて日が当たらず、10年間悔しい思いをしてきた。五輪でメダルを取れば、イメージも変わると思っていた。注目はモチベーションになる。卓球界をさらに盛り上げ、東京五輪でもメダルを取りたい」

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