三遠ネオフェニックス、横浜に敗れる　Ｂ１リーグ第１７戦

　バスケットボール男子のＢリーグ１部は５日、浜松アリーナなどで試合が行われ、西地区の三遠は決定力不足が響き、横浜に６８－７９で敗れ２勝１５敗とした。

　▽１部
横浜　４勝１３敗　７９（１８―１６　１５―７　２６―２２　２０―２３）６８　三遠　２勝１５敗

　■新加入選手　存在感示す
　開幕節以来となる浜松アリーナでの試合。故障などで主力選手の離脱が相次ぐ中、今季加入の外国人選手が存在感を示した。ただ、要所で得点を重ねることができず、浜松のファンに勝利を届けることはできなかった。
　試合序盤は相手のミスに乗じ、ボールを奪って素早い攻撃を展開した三遠だったが、落ち着きを取り戻した横浜に着実に得点を重ねられ、前半終了時には１０点差をつけられた。
　三遠は第３クオーターに今季加入の助っ人が奮起。ハントが豪快なダンクを見せ、イェロヴァツが２ケタ得点を挙げるなど個人の力で打開を図った。だが、主将寺園の「とても内容の悪いゲームだった」との言葉通り、最後までペースをつかめなかった。
　ヴィチェンティッチヘッドコーチは「決定力の改善は急務。ゲームを分析して明日につなげたい」と語った。