三島南「100%出し切る」 選抜高校野球、鳥取城北戦に闘志

 第93回選抜高校野球大会(3月19日から13日間・甲子園)の組み合わせ抽選会が23日、オンラインで開催され、出場32校の対戦カードが決まった。21世紀枠で出場する本県の三島南は鳥取城北と顔を合わせる。新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、出場校の主将が自校からリモートで参加した。

オンラインでの抽選会に臨み、対戦が決まった三島南の伊藤侍主将(左)と鳥取城北の畑中主将
オンラインでの抽選会に臨み、対戦が決まった三島南の伊藤侍主将(左)と鳥取城北の畑中主将

 抽選の様子を教室で見守った三島南ナイン。トーナメント表の隣枠に鳥取城北が収まると、顔を見合わせながら拍手し、組み合わせ決定を喜んだ。伊藤侍主将は「各地区を勝ち抜いた代表校は強いが臆することなく100パーセントの力を出し切る」と闘志を燃やした。
 稲木監督は雑誌の情報をもとに、対戦相手の特徴を「トータルでバランスの取れたチーム」とナインに説明。「どんなに強いチームにも勝つことは可能。やれることをひたむきに一生懸命やっていれば、人は応援してくれる」と呼び掛けた。
 捕手の深瀬涼は、練習試合を含め19本塁打の打線を警戒。「どれだけ相手のタイミングを外して打ち損じを多くするか。(植松)麟之介の真っすぐは癖があり右打者には打ちづらい。良さを引き出していく」と語った。植松も「得意球のカーブを対策されると思うが想像の上をいく球を投げたい。内角もどんどん使っていく」と強気に攻めるつもりだ。
 攻撃の鍵を握る1番斎藤、3番前田、4番小堂は自身の役目を再確認した。「チームのための仕事をする」と小堂。斎藤は「初球のストライクはフルスイングする。外野守備も忙しくなると思うが、(中堅)前田との声掛けを大事にしたい」と話した。前田は「右翼の一番深いところに放り込みたい」と挑戦心を新たにした。
 大会第2日の第2試合。指揮官は「土曜日のお昼ごろの試合。アルプススタンドに入れる人数が限られるだけに、多くの地域の皆さんにテレビで応援してもらえる日程ではないか」と期待した。

 三島南 1919年に開校。野球部は1921年の創部から100年を迎えた。昨秋は植松-深瀬涼の1年生バッテリーを中心とした堅守で62年ぶりの県大会4強入り。投手は右横手の植松、本格派右腕前田、左腕白鳥の3本柱。打線は俊足巧打の1番斎藤が好機をつくり、長打力のある前田、小堂の中軸がかえすのが理想。
 鳥取城北 1963年創立の私立校。2009年夏に甲子園に初出場し、夏5回、春は3回目。出身のプロ野球選手に能見篤史(オリックス)や広島、巨人で活躍した川口和久氏らがいる。制球力で勝負するエース右腕広田を筆頭にタイプの異なる投手陣を擁し、打線は3番畑中を軸に練習試合を含め19本塁打を放つなど長打力が光る。

 

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