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夏の代替大会辞退、沼津高専野球部が引退試合 主戦小松投げきる

(2020/11/4 08:40)
引退試合を終え、保護者らにあいさつする沼津高専の野球部員=3日午後、伊豆市の伊豆志太スタジアム
引退試合を終え、保護者らにあいさつする沼津高専の野球部員=3日午後、伊豆市の伊豆志太スタジアム

 新型コロナウイルスの影響で中止された全国高校野球選手権静岡大会の代替大会「2020夏季静岡県高校野球大会」で、唯一出場を辞退した沼津高専が3日、伊豆市の伊豆志太スタジアムで3年生の引退試合を行った。同校は現在も感染対策で分散登校などを実施していて野球部も10月中旬に活動を再開したばかり。一球一球に全力を注いだ部員は「この経験を将来に生かしたい」と前を向いた。
 同校は県内外から生徒が集まることもあり、6月の時点で通常登校や部活動再開の見通しが立たず、代替大会への出場を辞退した。春季大会も中止になっていたため、3年生は昨年の秋季大会以降、公式戦を経験せずに引退を迎えることに。前川哲司監督らが「最後にプレーを披露する場を与えたい」と考え、日頃から合同練習などで交流のある誠恵高(沼津市)に対戦相手を依頼し、引退試合を企画した。
 会場は場内アナウンスが流れる人工芝のグラウンド。部員は背番号を付け、公式戦同様の環境で試合に臨んだ。結果は5―8で敗れたものの、主将で主戦の小松伊吹選手(3年)が監督に直訴して9回146球を投げきるなど、出場した3年生全5人はこれまでの思いをぶつけた。小松選手は「1年のときからマウンドに立たせてもらっていたので、最後まで投げたかった。仲間にはありがとうと伝えたい」と部員の支えに感謝した。
 3年生の活躍に下級生も応えた。2点適時打を放った次期主将の笹本大志選手(2年)は「3年生に引っ張ってもらってきた。これからは自分たちが強いチームをつくる」と意気込んだ。前川監督は「この経験は絶対無駄にならない。それぞれの目標に向かって頑張ってほしい」と次のステージでの奮起を促した。

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