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26日プロ野球ドラフト、指名待つ静岡県内高校生 静岡商・高田投手/磐田東・二俣捕手/静清・高橋投手/浜松湖北・北沢投手

(2020/10/23 19:15)
最速148キロの左腕高田=静岡商高
最速148キロの左腕高田=静岡商高
強肩が魅力の二俣=磐田東高
強肩が魅力の二俣=磐田東高

 プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)が26日に行われる。プロ志望届を提出した最速148キロの左腕高田琢登(静岡商)、強肩強打の捕手二俣翔一(磐田東)、188センチの長身右腕高橋楽(静清)、やはり188センチの大型左腕北沢勇都(浜松湖北)ら県内の高校生は憧れの舞台への思いを胸に、その時を待つ。志望届を提出した鈴木祥汰内野手(オイスカ)は独立リーグ入りを目指す。
【続報】静岡県勢4人指名、育成は3人
 ■静岡商・高田投手 挫折経て変化遂げる
 高田は「ギリギリまで緊張しないタイプ」と、ドラフトが間近に迫っても落ち着いている。「父(静岡商・高田監督)の方が緊張している」と明かす。
 中学時代に139キロをマークし、注目を集めたが、高校では壁にぶつかった。1年時は非力な体での連投がたたって肩、腰を痛めた。転機になったのが2年秋の東海大会1回戦の津商(三重)戦。直球を狙い打ちされ3回⅔10失点で降板。直球の質と制球、変化球との緩急が必要と思い知らされた。冬に下半身を強化し、変化球の精度を高めて臨んだ今夏の県独自大会準々決勝では宿敵、静岡を破った。「挫折経験を経て自分が変わり、成功体験を自信にした」と高田監督は言う。
 阪神の左腕岩崎(清水東高出)とは行きつけの理髪店が同じ。本県出身の左腕には阪神の高橋(常葉橘高出)もいる。プロ野球静岡県人会の偉大な先輩に憧れ、「いろんなことを聞いて吸収したい」と同じ舞台を目指す。

 ■磐田東・二俣捕手 驚異の強肩アピール
 抜群の身体能力を誇る二俣。サッカーをはじめ、どんな競技も人並み以上にこなす。捕手が本職だが、高1夏に遊撃手で先発入りし、投手としても最速144キロを記録した。
 プロのスカウトの目に留まったのは昨夏。当時のエースを見に来たスカウトが二俣の強肩に驚き「1年間追わせてもらう」とチームに言い残していった。二俣も「肩には絶対的な自信がある」と言い切る。遠投120メートル、二塁への送球タイムは1秒79と驚異的だ。
 磐田東の山本監督は「入学当初、三遊間の当たりをどんな姿勢で取っても低く、ノーバウンドで送球してきて驚いた」と振り返る。制球力は父豪良さんとのキャッチボールで磨いた。「相手が遠くなっても届かせるために、上に投げるのではなく、低く、強くと教わってきた」と二俣。身長は夏から2センチ伸びて180センチに到達。「さらに肩が強くなった」と伸び盛りの18歳は「プロで長く活躍できるように」と、部活動引退後も全力で練習に打ち込む。

 ■静清・高橋投手 合同練習会で輝き
 9月の東京ドームでの合同練習会では、打者6人を1安打に抑えた高橋。変化球を絡めてコースに投げ分け、5人を内野ゴロに打ち取った。「やってきたことを全て出し切った」と納得している。
 高校入学後は捕手や外野手。本格的に投手を始めたのは2年の春だ。持ち味は角度のある直球と縦に落ちるスライダー。長田監督は「球の質がいい。3年でエースにしたいと思っていた」と話す。コロナ禍で実戦を積むことはできなかったが、潜在能力の高さでアピールする。

 ■浜松湖北・北沢投手 大化けの可能性
 北沢は188センチから投げ込む最速135キロの直球とカーブ、チェンジアップなどを操る。66キロと細身だが、体づくりが進めば大化けする可能性を秘める。合同練習会では他の参加者との実力差を痛感した。
 プロ6球団の練習視察があったが、21日時点でどの球団からも調査書が届かず、指名は厳しい状況だ。ただ、「行ける時にプロに行きたい。後悔はしたくない」と強調する。指名がなければ大学に進学し、4年後を見据えて鍛え直すつもりだ。

大きな可能性を秘める右腕高橋=静清高
大きな可能性を秘める右腕高橋=静清高
長身に潜在能力を秘める北沢=浜松湖北高
長身に潜在能力を秘める北沢=浜松湖北高

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◇第30節 2回戦
名古屋 0 - 0 大 分 (終了)
広 島 2 - 2 札 幌 (終了)
清 水 1 - 1 湘 南 (終了)
鹿 島 4 - 0 浦 和 (終了)
C大阪 1 - 0 横浜C (終了)
G大阪 1 - 1 鳥 栖 (終了)
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