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藤枝明誠、猛打の連覇 秋季高校野球静岡県大会決勝 藤枝明誠―常葉大菊川

(2020/9/28 08:35)
常葉大菊川―藤枝明誠1回表藤枝明誠無死、宮城が二塁打を放ち好機をつくる=草薙球場
常葉大菊川―藤枝明誠1回表藤枝明誠無死、宮城が二塁打を放ち好機をつくる=草薙球場

 ▽決勝
藤枝明誠(中部5位)
108102220―16
000000002―2
常葉大菊川(西部5位)
▽本塁打 川淵(常)
▽三塁打 宮城(藤)小原(常)▽二塁打 宮城、西岡、大岩、小林、岩田(藤)大石(常)▽暴投 小山(常)▽捕逸 菅沼(常)▽野選 菅沼(常)
▽試合時間 2時間20分

 【評】藤枝明誠が先発全員の21安打16得点の猛攻で常葉大菊川を圧倒した。
 明誠は一回、先頭宮城の二塁打と犠打で1死三塁とし、青木の適時打で先制。三回は敵失にも乗じて長短8安打と畳み掛け、一挙8点で試合を決めた。先発小林は8回を無四球4安打無失点、毎回の11三振を奪った。
 菊川は攻守に精彩を欠いた。守っては三回に失策と暴投でピンチを広げて大量失点し、打席では小林を最後まで攻略できなかった。

 ■21安打16得点 遅球対策 打線改善
 先発全員の21安打で16得点。強豪私学同士の決勝は、藤枝明誠打線が猛威を振るい、思わぬワンサイドゲームになった。光岡監督は「点差ほどの力の差はない」と謙遜するが、一瞬たりとも常葉大菊川に流れを渡さない完璧な勝利だった。
 明誠史上最強打線を誇った前チームに対しスター不在でスタートした新チーム。中部地区大会は5位に沈み、富士宮西との県大会初戦は打線が軟投派投手に苦戦し、わずか4安打と振るわなかった。そこで指揮官が取り入れたスローボール対策が、打力強化につながった。
 緩い山なりの球を逆方向に打つ練習を重ねたことで、打席で体が突っ込まなくなった。4安打2打点でけん引した宮城は「自分からボールに近づいてしまう癖がなくなった」。主砲川瀬も「内からバットが出る意識が付きフライアウトが少なくなった」と明かす。
 打線に勢いづけられた主戦小林はこの日も快投を続けた。連投の疲れも見せず「まっすぐの精度がいつもより良かった」と毎回の11奪三振。それでも「喜ぶのは今日だけ。東海までの1カ月をどう過ごすかが大事」と現状に満足しない。
 「ここがゴールじゃない」と川瀬も強調する。昨秋は加藤学園と同じ東海4強。だが明治神宮枠で選抜出場権を手にしたのは加藤学園だった。川瀬は「今度は自力で取りにいく」と力強く宣言した。

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