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高校野球、スパイク白く涼しく 猛暑対策で静岡県内校採用

(2020/9/3 17:37)
秋季西部地区大会準々決勝、常葉大菊川ナインの多くが白スパイクを履いてプレーした=8月22日、掛川球場
秋季西部地区大会準々決勝、常葉大菊川ナインの多くが白スパイクを履いてプレーした=8月22日、掛川球場

 浜松市で国内最高タイの41・1度を観測するなど、静岡県内も猛暑に見舞われた今夏。日本高等学校野球連盟による用具の使用制限で黒色に限定されていたスパイクについて今春から、白色の使用が可能になった。目的は熱中症対策。厳しい残暑の中で開催されている静岡県の秋季地区大会でも、使用するチームが出始めた。
 8月22日、掛川球場(掛川市)で行われた秋季西部地区大会準々決勝。常葉大菊川ナインの多くが白スパイクを履いて試合に臨んだ。心なしか軽やかに見える足元。捕手の菅沼哲生主将は「熱が(靴の中に)こもらず体感温度が違う。白にした選手は動きが良くなった」と好感触だった。同校は黒と白を併用しながら徐々に白に移行する考え。石岡諒哉監督は「将来的には全員が白にする。一斉に変えると(金銭的に)大変なので」と話した。
 注目が集まったのは、中止となった春の選抜高校野球大会出場チームを招いた2020年甲子園高校野球交流試合。初日の8月10日、明徳義塾(高知)ナインが真新しい白スパイク姿で登場。高校野球ファンの目を引いた。同校以外にも複数のチームが採用した。
 あるメーカーの検証で、炎天下でのスパイク内部の温度を比較すると、白は黒より約10度低い結果となったという。県高野連の渡辺才也理事長は「白は汚れが目立つのは難点だが、暑さ対策に定評がある。今は移行期間中なので全員が色をそろえなくてもいい」と説明する。
 藤枝明誠は、練習試合で対戦した津田学園(三重)から白スパイクの遮熱効果を聞き、地区大会前にいち早く購入した。光岡孝監督は「暑さが厳しくて選手もバテていたのですぐに取り入れた。選手の反応はいい。今は(購入の)強制はせず、来春までに全員が白にする予定」という。まだ白を採用していない御殿場西の森下知幸監督も「体にいいとされるものなら今後検討していきたい」と話した。

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