静岡新聞SPORTS

聖隷、タイブレーク決着 2020夏季静岡県高校野球大会準々決勝 聖隷クリストファー―常葉大菊川

(2020/8/2 08:32)
常葉大菊川―聖隷クリストファー 粘り強い投球を見せた聖隷クリストファーの城西=草薙球場
常葉大菊川―聖隷クリストファー 粘り強い投球を見せた聖隷クリストファーの城西=草薙球場
常葉大菊川―聖隷クリストファー 7回裏常葉大菊川無死、三塁打を放ち塁上でガッツポーズを見せる後藤(中央)=草薙球場
常葉大菊川―聖隷クリストファー 7回裏常葉大菊川無死、三塁打を放ち塁上でガッツポーズを見せる後藤(中央)=草薙球場

 ▽準々決勝(草薙第1試合)
聖隷クリストファー
00001001―2
00000010―1(延長8回タイブレーク)
常葉大菊川
▽三塁打 後藤(常)▽二塁打 鈴木、中村(聖)▽暴投 渡辺(常)城西(聖)▽守備妨害 木野(常)
▽試合時間 1時間53分

 【評】聖隷クリストファーが投手戦を制し、常葉大菊川を振り切った。
 聖隷は延長八回タイブレーク1死二、三塁から上島の犠飛で三走竹下が決勝点となる本塁を踏んだ。投げては先発城西が粘りの投球で連打を許さず相手打線を6安打、無四球で1失点に抑えた。
 常葉大菊川は七回に神谷の犠飛で追いついた。だが、延長八回1死一、三塁の好機で併殺に倒れ、好投した渡辺を援護できなかった。

 ■聖隷・城西無四球 投手戦制す
 最後の打者をカットボールで併殺に仕留めると、安堵(あんど)から涙があふれた。聖隷クリストファーの右腕城西が走者を背負った場面で本領を発揮し常葉大菊川から4併殺を奪った。130キロ前後の直球でも丁寧にコースを突いた成果だ。
 フルスイングの菊川打線を封じた。「低めに集めて凡打を打たせるつもりだった」と城西。ボールが先行しても強気の投球で攻めた。上村監督が「四球を出した方が負け」と予想した一戦。菊川の左腕渡辺と投げ合い、ともに無四球の投手戦を紙一重で制した。
 4併殺の堅守に加え、延長八回の決勝点も野手がエースをもり立てた。ライナー気味の中飛に、三走竹下が判断良く帰塁し、タッチアップで勝ち越し。指揮官は「普通飛び出す場面」と振り返ったが、練習量に裏打ちされた好走塁が光った。
 準決勝は昨秋の県大会3位決定戦で敗れた静岡商が待ち構える。昨秋は城西が左腕高田と投げ合い、先にマウンドを降りた。城西は「高田はいい球を投げている。決勝を目指していく」と負けるつもりはない。

 ■常葉大菊川 強攻策悔いなし
 常葉大菊川は打線のつながりを欠き、4併殺。強攻策は最後まで裏目に出たが、石岡監督はフルスイングを貫いた選手をたたえた。「それが自分たちの野球。選手は持ってる力を全て出してくれた」
 聖隷クリストファーの主戦城西の制球力に手を焼いた。走者は出すものの得点圏に進められず、四回を終わって3併殺。主導権を奪われた。しかし、1点を追う七回の土壇場、先頭後藤の三塁打と神谷の犠飛でタイブレークに持ち込む粘りは見せた。
 大会前にチームで話し合い、初戦から3年生だけで勝ち上がってきた。主将の神谷は「強攻に出て、駄目なら仕方がないという気持ちだった」と言葉を絞り出し、「甲子園の景色を僕らに見せてほしい」とスタンドの後輩にエールを送った。

高校野球しずおかの記事一覧

スポーツアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・

JリーグYBCルヴァン・カップ

◇最終節 A組
清 水 - 鹿 島 (試合開始前)
名古屋 - 川 崎 (試合開始前)
◇最終節 B組
仙 台 - C大阪 (試合開始前)
◇最終節 C組
札 幌 - 横浜C (試合開始前)
広 島 - 鳥 栖 (中止)
◇最終節 D組
 柏  - 大 分 (試合開始前)
湘 南 - G大阪 (試合開始前)
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿