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<選抜高校野球>加藤学園、高ぶる気持ち 敗戦糧、接戦強さ培う

(2020/1/25 08:54)
初の選抜出場が決まり、帽子を投げて喜ぶ加藤学園の選手=24日午後、沼津市の同校
初の選抜出場が決まり、帽子を投げて喜ぶ加藤学園の選手=24日午後、沼津市の同校

 グラウンドに歓喜の雄たけびが響き渡った。加藤瑠美子校長が選手に歩み寄り、「おめでとう。選抜決まりました」と告げた。「夢のようなことで涙が出た。皆さんの努力のたまもの。強豪校の胸を借りて堂々戦って」と続けると、選手も感極まった。就任7年目の米山監督は「ホッとしている。チーム力で思い切って暴れてきたい」と意気込んだ。
 前評判は決して高くなかった。昨秋は地区大会準決勝で沼津東に敗れて東部3位。敗戦を機に「当たり前のことを当たり前にやる」と、基本に立ち返った。1球ノックなど一つの球に全員の意識を集中させる練習を通じて1球へのこだわりを磨き、接戦での強さを培った。「負けたことで収穫を得られた秋だった」と勝又主将は振り返る。
 県大会では常葉大菊川、静岡などの甲子園常連校がひしめく激戦ブロックで、挑戦者としての思い切りの良さを強みにした。遊撃大村は「強いチームとできるのがうれしかったし、倒せたら楽しいと思った」と攻めの気持ちを貫いた。
 東海大会でも指揮官は「受けて立つ立場ではない。思い切ってやれ」と選手に言い聞かせた。その日の調子で先発、打順を組み替え総力戦で挑む意識も高まった。「まだ甲子園の実感が湧かないけれど、試合になれば団結力を持って戦える」と三塁杉山。仲間とともに夢の舞台へ、気持ちを高ぶらせた。

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