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野球の高校日本代表1次候補 強打者紅林(駿河総合)志新た

(2019/4/16 17:00)
高校日本代表1次候補の研修合宿から戻り、練習に打ち込む駿河総合の紅林弘太郎=同校
高校日本代表1次候補の研修合宿から戻り、練習に打ち込む駿河総合の紅林弘太郎=同校

 186センチの大型遊撃手で長打力が魅力の紅林弘太郎(駿河総合高3年)が、今夏の野球のU18(18歳以下)ワールドカップに出場する高校日本代表の1次候補に選ばれ、研修合宿に参加した。全国のトップ選手と接し、刺激を受けた紅林は「日頃からもっと高い意識をもってやらないと」と、志を新たにした。
 実戦練習を通じて、まず驚いたのは投手の能力の高さだ。大船渡(岩手)の佐々木ら高校最高基準の投手陣の直球の伸び、変化球の切れ、制球は「経験したことのないレベル。今の自分の力じゃ戦えない。対応力が必要と思った」。内野守備では、プレーの正確さや声掛けの大切さに気付いた。「(他の内野手は)当たり前のプレーがしっかりできて雑なエラーがない」
 打撃には手応えもあった。木製バットでの初めての実戦練習で星稜(石川)の奥川から二塁打を放った。「金属バットは先っぽでも力で飛ばせるけれど、木は芯で強いスイングをしないと駄目。自分の売りは長打力なのでスイングの強さを意識して練習する」。課題と収穫をチームにも還元するつもりだ。
 小2で野球を始め、藤枝青島中では軟式。駿河総合の望月監督は「今まで見た野手の中でナンバーワン。スケールの大きさと器用さの両方がある」と評するが、入学当初は本人に欲がなかった。指揮官は1年夏から先発で起用。「意識を高く持ってほしい」と、社会人チームの練習にも連れて行った。
 パンチ力のある打撃で、県内外の注目を集めるようになった昨秋、紅林の意欲に変化が生じた。駿河総合の先輩で社会人を経て今年、プロ入りしたソフトバンクの杉山投手に感化された。「プロになるような人は信念を曲げない。自分も、もっとうまくなりたいという気持ちでバットを振る量が増えた」。現在、高校通算26本塁打(11日現在)。夏までに個人、チームで結果を残し、代表の最終メンバーに残るため全力を尽くす。

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