静岡県高校新人大会 サッカー/藤枝東と静学が決勝へ

 静岡県高校新人大会は21日、サッカー男子の準決勝2試合を藤枝総合運動公園サッカー場で行い、3連覇を狙う藤枝東と、3年ぶりの優勝を目指す静岡学園が決勝に進出した。

藤枝東―清水桜が丘 前半30分、藤枝東の小島(手前左)が同点ゴールを決める=藤枝総合運動公園サッカー場
藤枝東―清水桜が丘 前半30分、藤枝東の小島(手前左)が同点ゴールを決める=藤枝総合運動公園サッカー場
静岡学園-浜松西 後半33分、伊東(手前右から2人目)のゴールで逆転し、歓喜の静岡学園イレブン=藤枝総合運動公園サッカー場
静岡学園-浜松西 後半33分、伊東(手前右から2人目)のゴールで逆転し、歓喜の静岡学園イレブン=藤枝総合運動公園サッカー場
藤枝東―清水桜が丘 前半30分、藤枝東の小島(手前左)が同点ゴールを決める=藤枝総合運動公園サッカー場
静岡学園-浜松西 後半33分、伊東(手前右から2人目)のゴールで逆転し、歓喜の静岡学園イレブン=藤枝総合運動公園サッカー場

 藤枝東は2-1で清水桜が丘に、静岡学園は2-1で浜松西にそれぞれ逆転勝ちした。
 決勝は23日午後1時半から草薙陸上競技場で行う。保護者や学校関係者以外は観戦できない。

 ▽準決勝
 藤枝東 2(1―1 1―0)1 清水桜が丘
 ▽得点者【藤】小島2(中村朔、川口)【清】勝村(深沢)
 【評】藤枝東が小島の2得点で清水桜が丘に逆転勝ちした。前半19分にCKから失点したが、前半30分と後半28分に小島がクロスを押し込んだ。
 清水桜が丘は鋭いサイド攻撃やセットプレーで好機をつくったが、クロスバーに2度嫌われるなどあと一押しを欠いた。

 ■藤枝東の小島、技あり2得点
 藤枝東の3トップの中央に入った小島が同点弾と決勝弾。清水桜が丘との伝統校対決で、点取り屋の役割をしっかり果たした。
 先制されて迎えた前半30分、左クロスを落ち着いて蹴り込んで同点に。後半28分の決勝点は巧みだった。相手DFを背負いながら浮き球クロスをトラップ。「相手が一瞬離れた」のを見逃さず、左足で技ありの反転シュートを決めた。
 定位置を争うFW井藤と初戦から交互に先発出場してきたがゴールは遠く、前日の準々決勝は出番がなかった。周囲がゴールを量産する中、「自分も決める」と燃えていた。
 愛知県出身で、中学時代は清水ジュニアユースでプレー。ユースに昇格できず、伝統校の門をたたいた。「もう一度エスパルスに自分のプレーを見てほしい。活躍すれば道は開ける」。筋トレや食事改善に取り組み、体重は1年間で5キロ以上増えた。
 小林監督は「ストライカーらしい、貪欲にゴールに向かう姿勢」を評価。3連覇が懸かる決勝を前に、「これで自信をつけてくれれば」とエース候補への期待を膨らませた。

 ▽準決勝
 静岡学園 2(1―1 1―0)1 浜松西
 ▽得点者【静】持山(松永)伊東(古川)【浜】野末(村松陽)
 【評】静岡学園が終盤に浜松西を振り切った。前半4分に最終ラインの背後を突かれて先行されたが、すぐに持山が押し込んで同点に。その後は圧倒的にボールを支配し、後半33分に勝ち越した。
 浜松西は我慢強い守備が光ったが、一歩及ばなかった。

 ■静学の伊東、鮮やか決勝点
 浜松西の堅守に終盤まで苦しめられた静岡学園だったが、追いついて迎えた後半33分の決勝点は鮮やかだった。
 トップ下の松永が巧みなキープで相手守備陣を引きつけ、左サイドへ展開。古川がドリブルで抜け出し、ゴール前で待ち構えていたDF伊東に決定的なラストパスを届けた。
 右足で丁寧に押し込み、公式戦初得点を挙げた伊東はほっとした表情だった。「浜松西は粘り強かった。チームが勝ててよかった」
 昨年から主力のMF清水やU-16(16歳以下)日本代表のDF行徳が故障中。落ち着かない時間帯もあり、監督役を務める斉藤コーチは「満足できる内容ではない」と渋い表情だ。それでも初戦から5試合で23得点2失点。どんなにゴール前を固められても、こじ開けることはできている。伊東は「攻撃陣の力はある。失点しなければ負けない」と決勝に向けて意気込んだ。

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