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藤枝順心2発快勝 堅守光り4戦無失点 全日本高校女子サッカー

(2021/1/8 09:00)
藤枝順心―帝京長岡 前半20分、1点目を決める藤枝順心の木許(左)=ノエビアスタジアム
藤枝順心―帝京長岡 前半20分、1点目を決める藤枝順心の木許(左)=ノエビアスタジアム
藤枝順心―帝京長岡 後半16分、2点目を決める藤枝順心の堀=ノエビアスタジアム
藤枝順心―帝京長岡 後半16分、2点目を決める藤枝順心の堀=ノエビアスタジアム

 第29回全日本高校女子サッカー選手権は7日、兵庫県のノエビアスタジアム神戸で準決勝を行い、前年覇者の藤枝順心はMF木許和心の1得点1アシストなどで2―0と帝京長岡(新潟)に快勝した。
 藤枝順心は前半20分、CKから木許が先制点を決め、後半16分は左サイドを抜け出した木許のクロスをDF掘真綾が流し込んで突き放した。相手の反撃を抑え、初戦から4試合連続無失点で決勝進出を決めた。
 10日午後2時10分からノエビアスタジアム神戸で行う決勝で、連覇を懸けて作陽(岡山)と対戦する。

 ▽準決勝
 藤枝順心 2(1―0 1―0)0 帝京長岡
 ▽得点者【藤】木許(なし)堀(木許)

 ■3戦ぶり先発の木許 1得点1アシスト 層の厚さを見せつける
 藤枝順心が選手層の厚さを見せつけた。前半20分、3試合ぶりに先発したMF木許がDF堀内の左CKのこぼれ球を拾って右足を振り抜き、強烈なシュートをゴールネットに突き刺した。「(前半10分の)1本目のシュートを浮かしたので、(得点になった)2本目はしっかり抑えてミートを心掛けた」と振り返った高校公式戦初ゴールで先制した。
 「彼女は一生懸命頑張ることができる」と話す多々良監督の期待に応えた。先発出場は北海道大谷室蘭との1回戦以来、「うれしい気持ちも緊張もあった」と木許。宮崎県出身だが、中学時代は大阪のクラブチームに所属。藤枝順心に進学しても人一倍の向上心を持ち続け、大一番で努力が報われた。後半16分は堀内の縦パスに抜け出して左サイドを駆け上がり、クロスで堀のゴールを演出した。
 帝京長岡のCKからピンチも招いたが、流れの中では前線からの効果的なハイプレスで相手を封じ込んだ。後半から3バックへのシステム変更も実り、4試合連続無失点で王手を懸けた。主将のMF柳瀬は「ボールを奪われても奪い返せることが自分たちの強み。初戦から厳しい試合が続き、思うような試合運びができない中、ここまで来られた。チームの成長を感じる」。第15回大会(2006年7~8月)の初優勝から3度阻まれた連覇を、今回こそ成し遂げる。

 ■3年前の再現なるか
 決勝は3年前の第26回大会と同じ顔合わせとなった。同大会は藤枝順心が2―0で作陽を下し、1回戦から決勝までの5試合すべて無失点で3度目の頂点に立っている。多々良監督は「同じような状況。再現できるようにしたい。選手はチャレンジしてもらい、2連覇して順心の新しい歴史をつくってほしい」と期待した。
 藤枝順心の決勝進出は6度目で、過去の成績は4勝1敗。5度目の優勝を達成すれば、最多の常盤木学園(宮城)の優勝回数に並ぶ。

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