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高校生、初の静岡県大会主審 高校新人サッカー

(2020/1/21 17:15)
2回戦で主審を務める荒木志苑さん(中央)=とこはグリーンフィールド
2回戦で主審を務める荒木志苑さん(中央)=とこはグリーンフィールド

 静岡県サッカー協会などは18日に開幕した県高校新人大会で、高校生の登録審判員「ユース審判員」に計12試合の主審を割り当てた。地区大会ではユース審判員が主審を務めることはあるが、県大会では初めて。チームや保護者の理解を促し、Jリーグやワールドカップで笛を吹くことを夢見る若手に今後も高いレベルの試合を経験させていく考えだ。
 18、19の両日行われた1、2回戦48試合のうち12試合の主審を、3級資格を持つ高校生7人が担当した。2回戦の「常葉大橘-暁秀」を担当した荒木志苑さん(駿河総合3年)は「いつかJリーグで笛を吹きたいので、こうした経験ができたことに感謝したい」と話した。
 県協会によると、4級以上を持つ県内のユース審判員(中高校生)は本年度4768人。ルールを正確に学んだり、チームの練習試合などで笛を吹いたりするために取得するケースが大半だが、中には「選手ではなく、別の形でサッカーに関わっていきたい」と上級を目指す意欲的な生徒もいる。
 県協会事務局の1級審判員唐紙学志さんは「大人の審判員よりも、スピードに対応できるユース審判の方が質が高い場合もある」とし、「世界のトップレフェリーを目指すなら、今は20代前半で1級がほしい。早い時期から経験を積んでおくことが必要」と話す。
 Jリーグなどで副審を務める県協会審判委員会の竹田明弘さん(島田工高教)は「審判の技術次第で試合はスピーディーになる。サッカーの質が変わってくる」と話し、県内審判員のレベルアップが競技力の向上にもつながると指摘する。

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