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DF中谷、値千金2ゴール 大舞台で主役に 全国高校サッカー

(2020/1/14 07:41)
青森山田―静岡学園 前半終了間際、静岡学園の中谷がゴールを決め1点を返す=埼玉スタジアム
青森山田―静岡学園 前半終了間際、静岡学園の中谷がゴールを決め1点を返す=埼玉スタジアム

 「竜のように、颯(はやて)のごとく上ってゆけ」。そんな由来を持つ名前が全国に知れ渡った。値千金の2得点で静岡学園に歓喜をもたらしたのはDF中谷颯辰(そうしん)。最後方で守備に徹してきた男が、決勝の舞台で主役になった。
 足元の技術と得点感覚。センターバックとしては珍しい持ち味が二つのゴールに凝縮されていた。前半終了間際、FKからのこぼれ球を相手DFがゴール前でクリアミス。詰めていた中谷が正確に右足を振り抜いた。「たまたま自分の前に転がった」と本人は謙遜するが、川口監督は「一番大きかったのはあそこで1点を返せたこと」と言い切る。
 決勝点はペナルティーエリア左から、井堀のFKをどんぴしゃのタイミングで頭で合わせた。「近いサイドに入ると決めてたけど、遠い方が空いていたので走ったらいいボールが来た」。ゴールは県大会1回戦以来。点取り屋のような嗅覚がここ一番で働いた。
 試合終了の瞬間は少し喜んだ後、仲間に整列を促した。「とてもいい相手だったので敬意を示すべきだと思った」。卒業後は早大理工学部に進学し、文武両道に挑むつもりだ。

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