中山雅史コーチ「いいね、いいね」 J2磐田、就任後初練習

 サッカーJリーグ2部(J2)ジュビロ磐田は18日、磐田市のヤマハ大久保グラウンドで今季のチーム練習を開始した。J3アスルクラロ沼津を退団し、コーチに就任したOBで元日本代表FWの中山雅史氏(53)がピッチ上で選手を指導した。

トレーニングする選手を見守る中山雅史コーチ(奥)=18日午前10時半、磐田市のヤマハ大久保グラウンド
トレーニングする選手を見守る中山雅史コーチ(奥)=18日午前10時半、磐田市のヤマハ大久保グラウンド
グラウンドを走る磐田イレブン=ヤマハ大久保グラウンド
グラウンドを走る磐田イレブン=ヤマハ大久保グラウンド
トレーニングする選手を見守る中山雅史コーチ(奥)=18日午前10時半、磐田市のヤマハ大久保グラウンド
グラウンドを走る磐田イレブン=ヤマハ大久保グラウンド

 中山コーチの磐田復帰は12年ぶり。2015年に磐田で臨時コーチを務めたほか、昨年も沼津でユースチームを教えていたが、指導者としては今季からが本格的なスタートとなる。初練習のフィジカルトレーニングで若手選手に「素晴らしい。いいね、いいね」と声を掛けるなど盛り上げた。チームは中山コーチを迎え、3年ぶりのJ1復帰なるか注目される。

 ■ファン不在、静かな始動
 ヤマハ大久保グラウンドで18日に始動したJ2磐田。新型コロナウイルスの感染拡大で報道陣のみの公開となり、一般ファンはクラブが配信した動画投稿サイト「ユーチューブ」で練習の様子を見守った。
 約15分間のミーティングの後、入国規制で来日していない新外国人のFWファビアンゴンザレスらを除く選手24人がピッチでの練習を開始した。
 ジョギングで中馬フィジカルコーチが掛け声を響かせたが、ファン不在の始動日は異例で寂しい雰囲気となった。磐田は昨年2月24日の練習試合を公開して以来、感染拡大防止を目的に非公開練習が続いている。だが、小野社長は今季については「なるべく感染対策が取りやすいヤマハスタジアムを使って練習を公開する機会を設けたい。選手も応援してもらうことで熱も入り、成長につながる」と話している。
 チームは1月27日から2月11日まで鹿児島市で春季キャンプを実施し、2月28日の敵地での琉球との開幕戦に備える。

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