ジュビロ磐田「理想的」2発で勝利 J2リーグ第37節

 明治安田J2リーグは29日、各地で第37節の残り9試合が行われ、磐田は2―1で千葉を下した。

千葉―磐田 前半、追加点となるゴールを決める磐田・遠藤(中央)=千葉・フクアリ
千葉―磐田 前半、追加点となるゴールを決める磐田・遠藤(中央)=千葉・フクアリ


(2)フクアリ(1勝1敗)▽観衆5433人
磐田 13勝15分け9敗(54)2(2―0 0―1)1 千葉 13勝6分け18敗(45)
▽得点者【磐】小川大(1)遠藤(2)【千】アランピニェイロ(2)

 【評】前半に2点を奪った磐田が試合を優位に進めた。
 磐田は短いパスを回しながら主導権を握り、前半21分に松本の左クロスを小川大が合わせて先制。25分は大森のパスに中野が抜け出すなど畳みかけ、40分に遠藤が決めて突き放した。
 後半は3選手を入れ替えた千葉に押し込まれ、4分にスルーパスを通されて失点した。その後の反撃をしのぎ、43分の速攻で伊藤の左クロスから決定機をつくった。

 ■「楽しい」遠藤8戦ぶり弾
 磐田の目指すサッカーの完成度が上がってきた。前半21分の先制点は左サイドでためをつくりながら展開。MF山田のパスにMF松本が抜け出し、左クロスを左足で合わせたMF小川大が今季初得点を決めた。
 鈴木監督が「理想的な得点。流れるようなサッカーで素晴らしかった」と絶賛したのは2点目。右サイドで展開し、小川大のマイナス気味のクロスをMF山本康がスルーし、MF遠藤が左足でゴールに流し込んだ。
 遠藤はFKを直接決めた10月25日の群馬戦以来、8試合ぶりの得点。「シュートまでの一連の動きがよかった。(山本康が)シュートを打ってもよかったが、いいコースが見えていたので(山本康に)声をかけた」と振り返った。
 J1G大阪から加入後13試合連続出場し、その間チームは6勝6分け1敗。前節にJ1昇格の可能性はなくなったが、遠藤は「コンディションは問題ない。ボールを握ってパスをつなぎ、攻めていくスタイル。(自分も)たくさんボールを触れるので楽しくサッカーができている」と話した。
 「目指すところはもっと上」と鈴木監督。来季を見据え、どんな相手でも主導権を握って勝利につなげるチームに押し上げる。

 ■小川大が今季初得点 全試合出場中
 磐田の小川大が今季初得点を決めた。「逆サイドの選手が中に入ることを意識していた」と前半21分に松本の左クロスを蹴り込んだ。右からパスで遠藤の得点もアシスト。「2点目は理想の形。ボールサイドで人数をかけシュートまで持っていけた」
 過密日程の中、チームで唯一、全試合出場を続ける。「過去に大けがをした自分がここまでやれているのは個人的に喜ばしいこと。けがをしても復帰できるということを見せていきたい」と残り5試合も全力を尽くす。

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