執念ドロー、ジュビロ磐田猛攻 J2リーグ第33節

 明治安田J2リーグは11日、第33節の11試合を行い、磐田は新潟と1-1のドロー。首位の徳島は栃木を2-0で下し4連勝で勝ち点を68に伸ばした。2位福岡は琉球に3-1で勝ち、同65で追う。3位長崎は岡山に5-0で大勝し、同63とした。

磐田―新潟 後半、シュートを放つ磐田のルリーニャ(左)=ヤマハスタジアム
磐田―新潟 後半、シュートを放つ磐田のルリーニャ(左)=ヤマハスタジアム


(2)ヤマハ(磐田1勝1分け)▽観衆2569人
磐田 11勝13分け9敗(46) 1(0―0 1―1)1 新潟 13勝14分け6敗(53)
▽得点者【磐】ルリーニャ(4)【新】鄭大世(6)

 【評】終始ボールを支配した磐田は終盤に追い付いた。
 前半は遠藤が積極的に狙った。5分のシュートはゴール上に外れ、43分はドリブルで持ち込んだ大森のパスを左サイドで受けて放ったシュートはゴール右にそれた。
 後半は6分にGKとの1対1を阻まれるなど中野が3度の決定機を外した。13分、新潟の長いボールをクリア仕切れず、鄭大世に先制点を許した。45分、ルリーニャが押し込んで同点とした。

 ■コロナ苦境も後半45分 ルリーニャ弾
 磐田は前節8日の愛媛戦に続き、終盤に追い付いて辛うじて引き分けた。0―1の後半45分、素早く入れた右サイドのスローインを受けたFW吉長の右クロスを頭で合わせたDF大井のシュートは新潟GKに止められたが、こぼれ球をFWルリーニャが頭で押し込んだ。だが、勝ち越すことはできず、3戦勝ちなしで上位陣との差はまた広がった。
 3選手らが新型コロナウイルスに感染した影響で戦力ダウンが続く中、丁寧にパスをつなぎながらMF遠藤を中心に攻撃を組み立てた。決定機も量産したが、今季低迷の原因となっている決定力の低さと先制点の献上は改善できなかった。
 「2試合連続で攻守の質は高かった。選手が頑張っていたので、勝たせてあげたい試合だった」と鈴木監督。けがから4試合ぶりに復帰したDF大井も「残念。最後まで諦めずに戦ったが、逆転する力が足りなかった」と肩を落とした。
 それでもルリーニャや若手ら出番を得た選手が欠場した主力と遜色なくプレーしたことは収穫。9月2日の東京V戦以来、17試合ぶりの得点となったルリーニャは、鈴木監督就任後は8試合ベンチから外れていた。「悔しい思いをしたが、使ってもらったこの2試合は自分なりにいい仕事ができた。ジュビロは選手層が厚いので、代わりの選手も同じようにやれる」と話した。

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