コロナで11人欠場のジュビロ磐田、土壇場ドロー J2第32節

 明治安田J2リーグは8日、第32節の10試合を行い、磐田は愛媛と1―1で引き分けた。

磐田―愛媛 後半40分、同点ゴールを決め、駆けだす磐田・山本(左から2人目)=ヤマハスタジアム
磐田―愛媛 後半40分、同点ゴールを決め、駆けだす磐田・山本(左から2人目)=ヤマハスタジアム


(2)ヤマハ(磐田1勝1分け)▽観衆4715人
磐田 11勝12分け9敗(45)1(0―0 1―1)1 愛媛 6勝9分け17敗(27)
▽得点者【磐】山本康(1)【愛】吉田真(2)

 【評】磐田は好機を生かせず引き分けた。  遠藤を起点とした前半28分の山本康、38分の中野のシュートは外れた。後半3分、中野のシュートはクロスバーを直撃。後半7分、右サイドからのクロスを合わされ、愛媛に先制された。  15分の大森のシュートはポストに当たり、はね返りの大森のシュートも相手に阻まれた。40分、中野のシュートがバーに当たり、こぼれ球を拾った清田のパスを山本康が決めて追い付いた。

 ■清田、鈴木10代奮起
 11人が欠場した磐田の危機を、出番を得た10代選手が救った。1点を追う後半40分、MF遠藤のパスを受けたFW中野のシュートはクロスバーを直撃。こぼれ球を拾った高卒ルーキーのMF清田が「フリーだったのが見えた」とパスを選択し、MF山本康の同点ゴールを演出した。
 3選手が新型コロナウイルスに感染し、濃厚接触疑い者8選手も欠場。清田は急きょメンバーに入った。「自分を含む何人かの選手は本来メンバーに入っていなかった。少し複雑な気持ちだったが、せっかく来たチャンスなので結果を残そう」と気持ちを切り替えて臨んだ。
 後半7分に愛媛に先制され、反撃を試みるも1点が遠かった。流れを変えるベンチの攻撃的な選手は清田と、同じ新人の吉長だけだった。22分、先に吉長が途中出場し、積極的なプレーを続ける同期の姿も、清田を奮い立たせた。
 高校生ながら4月にプロ契約を結び、8月19日の町田戦以来、19試合ぶりに先発したDF鈴木も「メンバーがいないからと言う理由は通用しない」と前回よりも成長した姿をホームで見せた。
 新型コロナに襲われたチームの苦境はしばらく続く。鈴木監督は「誰が出ても同じようなサッカーができるように改善していく」と残り10試合で結束力を高める。

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