ジュビロ磐田 采配が的中 J2リーグ第17節

 磐田は勝負どころを見逃さなかった。1―1の後半17分、フベロ監督はMF藤川、FWルキアンら一気に3人を投入した。直後にルキアンのパスを右サイドで受けた藤川が遠いサイドのFW中野を狙って出した低いクロスは相手に当たってコースが変わり、オウンゴールで勝ち越した。

新潟―磐田 前半、頭で先制ゴールを決める磐田・中野(右から2人目)=新潟・デンカS
新潟―磐田 前半、頭で先制ゴールを決める磐田・中野(右から2人目)=新潟・デンカS

 さらに22分、ルキアンのパスに抜け出したFW中野が相手に倒されながらも新潟GKとのボールの奪い合いを制し、角度のない位置からのシュートを決めた。「なにがなんでも枠にいれてやろうと思った。自分らしい泥くさいゴール」と中野。前半23分の先制点に続く1試合2得点で3試合ぶりの勝利を引き寄せた。
 フベロ監督の大胆な策に選手が応えた。先発8人を入れ替えた前節2日の東京V戦に続き、新潟戦は9人を変更。しかもGK杉本とMFムサエフは今季初出場だった。「終始全員でプレッシャーをかけることができた」とフベロ監督。先発メンバーや採用するシステムは試合直前のミーティングまで伝えず、1週間の練習日程もぎりぎりまで明かさないスペイン人指揮官のやり方に慣れてきた選手はたくましさを増した。8月2日の愛媛戦以来、敵地戦で4試合ぶりの勝利は、これからも続く過密日程に打ち勝つ自信を深めた。

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