ジュビロ磐田 FW小川航、待望の誕生日弾 J2リーグ第10節

 東京五輪のエースとして期待される磐田のFW小川航に待望のゴールが生まれた。前半43分。松本陣内のパスカットからラストパスに抜け出し、倒されてPKを獲得した。キッカーの小川航は相手GKの読みと逆のゴール左隅に勝ち越し弾を流し込んだ。

磐田―松本 前半、ボールを奪い合う磐田の小川航(中央)=ヤマハスタジアム
磐田―松本 前半、ボールを奪い合う磐田の小川航(中央)=ヤマハスタジアム

 これまでの鬱憤(うっぷん)を晴らすかのように右手の拳を握りしめた。「思い切って沈めることができた。23歳の誕生日。点を取れば(浮上の)きっかけにできると思った」。有言実行に胸をなで下ろした。
 小川航は2月23日の山形との開幕戦で2得点し、五輪イヤーに好発進した。だが、新型コロナウイルスの感染拡大で公式戦が中断し、「すべてを犠牲にして懸けてきた」東京五輪は延期。来夏の開催を信じて練習に打ち込んできたが、リーグ戦再開後は不発が続いた。精神面のコントロールも困難を極めた。
 不振から脱出するため、自身の悪いプレーを徹底的に洗い出した。「ボールを持つ味方の選手との関係を良くして、相手センターバックの視界から消える動きを増やそう」と改善した。
 チームは今季初の連勝で上位陣との勝ち点差を縮めた。フベロ監督は「(週2回の試合が続く)5連戦最初の試合で、選手がいけるという気持ちになれたと思う」と巻き返しを期した。

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