ホンダFC、準々決勝へ 天皇杯サッカー

 サッカーの第100回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、静岡新聞社など共催)第7日は20日、エコパスタジアムなどで5回戦2試合が行われ、アマチュアシードのホンダFC、初出場の福山シティ(広島)が準々決勝に進んだ。

ホンダFC―筑波大 試合終了直前、ホンダFCの佐々木(右)が決勝ゴールを決める=エコパスタジアム
ホンダFC―筑波大 試合終了直前、ホンダFCの佐々木(右)が決勝ゴールを決める=エコパスタジアム

 ホンダFCは筑波大(茨城)に2-1で逆転勝ちし、2大会連続で準々決勝へ。福山シティは福井ユナイテッドに3-0で快勝した。
 準々決勝は23日で、ホンダFCがJ2優勝の徳島と、福山シティがJ3覇者の秋田と対戦する。J1を制した川崎、同2位のG大阪は27日の準決勝から出場する。

 ▽5回戦
ホンダFC(アマチュアシード) 2(0―1 2―0)1 筑波大(茨城)
 ▽得点者【ホ】石田、佐々木【筑】瀬良

 【評】ホンダFCが後半終了間際の得点で逆転勝ち。前半に先制されたが、後半19分に石田がFKを直接決めて同点。その後は攻勢を強め、後半ロスタイムに佐々木が決勝点を挙げた。筑波大は後半押し込まれ、打開できなかった。

 ■終了間際に佐々木決勝弾
 攻めに攻め、終了間際に勝ち越した。ホンダFCが大学サッカー界の名門筑波大に逆転勝ち。アマチュア最強軍団が準々決勝から登場するJリーグ勢への挑戦権を手に入れた。
 勝利をもたらしたのは後半から同時投入された2人だった。0-1で迎えた19分、ペナルティーエリア右角付近で得たFKを石田が鮮やかに放り込んで同点に。決勝点は後半46分。流れてきた球に素早く反応した佐々木が巧みな反転シュートを流し込んだ。
 仲間の手荒い祝福を受けたヒーローは「リーグ戦で結果を残せていなかったので、久々に貢献できて良かった」と興奮を隠せない。
 チームは10月以降、井幡監督の今季限りでの退団や、ベテラン古橋の引退を相次いで発表した。「ホンダの歴史を築いてきた方々と一日でも長く戦いたい」と石田は言う。去りゆく指揮官やレジェンドの花道を飾ろうと、選手は一つになっている。
 準々決勝は攻撃的なパスサッカーでJ2を制した徳島とぶつかる。井幡監督は「ようやくスタートラインに立った。ここからが天皇杯」と力を込める。臆することなく、真っ向勝負を仕掛けるつもりだ。

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