<静岡県市町駅伝>富士市、終盤スパート3位 小田選手区間2位

 富士市は、10区の小田恵梨選手(37)や12区の渡辺奏太選手(22)=サンベルクス=の活躍で市の部3位に食い込み、昨年から順位を一つ上げた。福良勝己監督(67)=小林クリエイト=は「力を合わせて結果を出すことができた。来年は高校生の戦力を底上げし、さらに上を目指したい」と話す。

入賞を喜ぶ小田選手(中央)=草薙陸上競技場
入賞を喜ぶ小田選手(中央)=草薙陸上競技場

 第1回大会の優勝時に高校生で出場した小田選手が、「懐かしさを感じて」一般女子として20年ぶりに復帰。安定した走りで区間2位の活躍をみせた。
 普段はハーフマラソンで活動する。駅伝参加に向けて3カ月間の調整で、3キロを走る感覚をつかんだ。
 コース後半の清水橋付近で足が上がらなくなったが、大きくペースを落とすことなく、順位を一つ上げてたすきをつないだ。「チームの入賞に貢献することができてよかった。来年も機会があれば参加したい」と意欲を見せる。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞