静岡新聞SPORTS

<静岡県市町駅伝>届けた「感謝」の走り 青色リストバンド、賛同ランナーが着用 コロナ禍「頑張る姿を力に」

(2020/12/6 08:38)
コロナ禍で奮闘する医療従事者を応援するため、ブルーのリストバンドを着用してスタートする選手=5日午前、静岡市葵区
コロナ禍で奮闘する医療従事者を応援するため、ブルーのリストバンドを着用してスタートする選手=5日午前、静岡市葵区

 静岡市内で5日に開かれた第21回県市町対抗駅伝競走大会(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催、県、県教委、県スポーツ協会共催)。今大会から南北2チームに再編された浜松市北部が市の部で初優勝し、町の部は清水町が2年連続2度目の頂点に立った。コロナ禍での今大会。多くの選手が青色のリストバンドを巻いて走り、医療従事者への感謝の気持ちを表した。
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 日々奮闘する医療従事者にエールを送ろうと、大会事務局の呼び掛けに応じた多くのランナーが青色のリストバンドを着用した。選手として参加した医療従事者もいて、「多くの人たちに元気を与えたい」と駿河路を駆け抜けた。
 東伊豆町の6区を担った内山伸浩選手(42)は熱川温泉病院(同町)の看護師。選手として初出場し、自らも腕にバンドを巻いた。昨夏から本格的に練習を始めたが、新型コロナの影響で病院も厳戒態勢に。「県内で多くの感染者が出ているさなか。正直言うと、複雑な思いだった」と明かす。
 ただ、40代が内山選手しかいないチーム事情もあり、判断は自身に委ねられた。辞退か、出場か。「葛藤にさいなまされた」と振り返る。やがて、勤務先の病院が大会の感染症対策を確かめ、出場を許可した。感染防止のため、ほぼ自主練習で備えた。当日、チームメンバーもバンドを着けて応援した。
 内山選手は「テレビ中継などを通じて(医療関係者に)エールを送ることができたはず」と振り返り、「皆に元気を与える大会。町のために自分の力以上を出せた」と笑顔を見せた。
 富士宮市の藤島治子選手(39)は共立蒲原総合病院(富士市)のソーシャルワーカーで、今大会は支援役に回った。「大会が開催されるか直前まで分からず、不安だった。選手が練習の成果を見せる場ができたことと、リストバンドの取り組みがありがたい。選手の頑張っている姿が病院職員の力になる」と話した。同市の佐野友信監督(56)は「選手がリストバンドを巻いて走る姿はテレビにも映った。医療従事者も心強く思ってくれたのでは」と言葉に力を込めた。

 ■観戦自粛/マスク/検温・消毒徹底 
 今大会は新型コロナウイルス対策で、沿道での観戦の自粛を呼び掛けた。感染リスク低減のため、開会式を実施しないなど大会運営を大幅に見直した。SBSテレビやラジオ、大会公式ホームページで生中継し、家庭での応援を推奨した。
 スタート地点の県庁本館前は一般の見学が制限された。第1走者の中学・高校生女子選手は、スタート直前までマスクを着用。大会関係者が見守る中、号砲とともに一斉に駆けだした。
 コース沿いでは、スタッフが沿道での観戦自粛を求める看板を掲げた。ゴール地点の県草薙陸上競技場も観覧席の入場を競技関係者に限定し、検温や手指消毒を徹底した。

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