<静岡県市町駅伝>リオ五輪選手、代表目指す児童を指導

 12月5日に静岡市で行われる静岡県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)への出場を目指す児童を対象にした「ランニング・クリニック」が12日、同市駿河区の県草薙総合運動場屋内運動場で開かれた。県中西部の5、6年生11人が参加し、正しい姿勢で走る大切さを学んだ。

田中さん(右)の指導を受ける児童=静岡市駿河区の県草薙総合運動場屋内運動場
田中さん(右)の指導を受ける児童=静岡市駿河区の県草薙総合運動場屋内運動場

 6市町の候補選手が集まり、2016年リオデジャネイロ五輪女子マラソン代表で第一生命グループ女子陸上競技部アドバイザーの田中智美さん(32)から指導を受けた。
 ラダー(縄はしご)を使った体の軸を整えるトレーニングを行い、田中さんは「地面をたたくイメージで反発をもらいながら走る」「足のつま先と膝を前に向ける」などとアドバイス。けが予防のためにストレッチの重要性も紹介し、「自分の成長を信じて、駅伝メンバー入りを目指して」とエールを送った。
 クリニックは第20回記念大会を迎えた昨年から始まった。13日には伊豆市でも開かれ、伊豆地域と東部地区の9市町から約30人が受講した。

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