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<静岡県市町駅伝>育成へ民間の力 浜松のマネジメント会社始動

(2019/9/10 17:01)
中川智博代表(右)の指導を受け、練習に励む金子雅也さん=浜松市中区
中川智博代表(右)の指導を受け、練習に励む金子雅也さん=浜松市中区

 浜松市中区のスポーツマネジメント会社「TOMORUN(トモラン)」が、11月30日に行われる県市町対抗駅伝競走大会(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の代表候補選手を育成するプロジェクトに乗り出した。今年で20回の記念を迎える同大会は県内全市町が参加する全国的にも珍しい駅伝として注目されている。同社は民間で代表を目指す選手のレベルアップを図り、大会の一層の盛り上げを目指す。
 同社は浜松、静岡両市で未就学児から大人までを対象にした陸上教室やランニングイベントを展開する。4月に陸上競技部を立ち上げ、中部実業団連盟に加入。2010年の日本選手権三段跳びで優勝した鈴木義啓選手をコーチ兼任として迎えた。このほか、元スズキ浜松ACの中川智博同社代表や元世界クロスカントリー日本代表の山本功児さんら経験豊富な6人もコーチとして名を連ねる。
 プロジェクトは、これまで大学生の競技者を対象にしていた事業を市町対抗駅伝に特化し、一般の部や40歳以上の部への出場を狙う、練習機会に恵まれない選手を無償で指導する。現在は、17、18年に浜松中央チームの主将を務めた会社員赤堀正隆さん(42)=浜松市南区=と、同チームで17年に出走した静岡大大学院2年の金子雅也さん(23)=同市中区=の2人が、大会に向けて練習に励む。
 大学4年時からトモランで指導を受ける金子さんはコーチ陣からレース戦略や勝負勘などを学び、1500メートルの自己ベストはこの2年で8秒以上縮まるなど着実に結果を出している。今年は学生として臨む最後の大会で、「地元の人たちに頑張る姿を見せ、何としても区間賞を取りたい」と意気込む。
 中川代表は「地元の大会に少しでも貢献できればうれしい。育成選手の取り組む姿勢を通じて子どもたちにも刺激を与えたい」と話す。

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