静岡新聞SPORTS

<浜松市西部>成長続け5連覇 初出場選手も快走

(2014/12/7 10:12)
たすきを投げ上げ、5連覇達成を喜ぶ浜松市西部チーム=6日午後、県営草薙陸上競技場
たすきを投げ上げ、5連覇達成を喜ぶ浜松市西部チーム=6日午後、県営草薙陸上競技場

 静岡市内で6日行われた第15回記念県市町対抗駅伝競走大会(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催、県、県教委、県体協共催)は、浜松市西部が一度もトップを譲らずに市の部連覇を5に伸ばした。初出場の選手らが重圧を押しのけ快走し、高い総合力で他チームを圧倒した。町の部の小山町も連覇を果たした。
 完全制覇は狙い通りだった。1区の山本菜緒選手(18)=常葉菊川高3年=が区間新の力走で、スタート直後から集団を引き離した。
 「あの独走で『いける』と思った」と藤田通監督(69)。その後の初出場組の“1位リレー”で独走態勢を固めた。
 2区牛誠偉選手(11)=浜松大平台小6年=は、母がソウル五輪女子マラソン中国代表。「楽しんで走って」と送り出され、「ちょっと緊張していたけど、走り出したら吹っ切れた」と笑顔を見せた。
 3区の横道亜未選手(12)=浜松都田南小6年=はラスト400メートルで一気にスパート。トライアスロンで鍛えた脚力を見せた。
 9、10区は浜松日体高コンビで継走。坂道に強い1年の那須羽選手(16)が見事に期待に応えると、2年の高林遼哉選手(17)は「みんなの貯金のおかげでリラックスして走れた」とレースを満喫した。
 区間2位の横道選手が「区間賞を取りたかった」と悔しがるなど、「全員が高い目標を共有できている」と主将の西村満選手(41)=スズキ部品製造=。那須選手の「チームの全員から陸上への真剣な姿勢を学んだ」という言葉が強さの証しだ。
 追われる立場は来年も続く。藤田監督は「選手が一生懸命やれば結果はついてくる」と控えめに語りながら、王者としての自負をのぞかせた。

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