響かせよう!沼津「長井崎中」の名 野球部、31年ぶり県大会へ

 20日開幕の「しんきんカップ第51回静岡県中学選抜野球大会」(県野球連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)に、沼津市立長井崎中が31年ぶりに出場する。2021年度から近隣小学校と統合して小中一貫校としてのスタートを控える。部員12人は「大好きな長井崎の名前を印象付けて来年度を迎えたい」と新校の幕開けに弾みをつけようと練習に励む。

菊地義明監督(右)から指導を受ける長井崎中ナイン=2月上旬、沼津市の同校
菊地義明監督(右)から指導を受ける長井崎中ナイン=2月上旬、沼津市の同校

 「統合のタイミングで出られるのは、生徒や地域にとって光栄なこと」。長井崎学区出身の菊地義明監督(60)は節目での出場へ思いを語る。チームは投手を中心に守り勝つ野球で秋に行われた市の予選で準優勝し、3回目の出場を決めた。
 生徒数の減少が続く同校では、部員は12人のみ。練習の準備、片付けは上級生が率先して行う。経験者が中学から野球を始めた部員5人の指導役も担う。菊地監督は「野球部に限らず、長井崎には学年を超えて支え合う文化が根付いている」と話す。
 原田勇磨主将(14)は「時に厳しく、時に楽しく」をモットーにチームをまとめる。部員同士で声を掛け合い、休日もランニングやボールを使った自主練習に打ち込んでいる。中学から野球を始めた葛野翔さん(14)は「最初はエラーばかりだった。だんだん上達していくのが楽しい」と成長を実感する。
 小中一貫校の誕生を目前に控え、部員は特別な思いを抱く。葛野さんは「勝っても負けても、次につながるように堂々とプレーする」と気合十分。原田主将も「まずは初戦突破。長井崎の名前を響かせる」と意気込む。

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