Ｊ３アスルクラロ沼津、２０日今季ホーム最終戦　「勝利で飾る」

　サッカーＪ３アスルクラロ沼津は２０日、９位のカターレ富山とホームの愛鷹広域公園多目的競技場で今季最終戦を行う。開幕から積み上げてきたパスサッカーが定着しつつあり、選手らは「勝利で有終の美を飾る」と闘志を燃やしている。
　前節のＹＳ横浜とのホーム戦は、ＤＦ藤崎智貴選手が試合終了間際に決勝点を挙げ、２－１で勝利した。カウンターで敵陣までボールを運び決勝点をアシストした染矢一樹選手は「終盤は相手も疲れている。隙を突くのは常に狙っていた」と話す。
　今季限りでＤＦ尾崎瑛一郎、ＭＦ前沢甲気両選手ら５選手の退団が決まっている（１７日現在）。染矢選手は「このメンバーで戦えるのも最後。沼津らしいサッカーをして、いい試合で終わりたい」と意気込む。
　１７日はミニゲームなどで攻守の切り替えの意識を確認した。藤崎選手は「ホームでサポーターとともに戦い、勝利で締めくくる」と必勝を誓った。
　２０日は午後１時キックオフ。