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パスサッカー浸透、MF普光院けん引 J3アスルクラロ沼津

(2020/11/17 17:15)
攻守でパスサッカーの中心を担う沼津の普光院(中)=愛鷹広域公園スポーツ広場
攻守でパスサッカーの中心を担う沼津の普光院(中)=愛鷹広域公園スポーツ広場

 J3沼津が今季から取り組むパスサッカーが徐々に実を結び始めている。ボランチのMF普光院(ふこういん)誠(27)が攻守で存在感を放ち、リーグ上位の相手とも互角に渡り合う。18日には通算成績4勝2分け1敗と得意とする藤枝との“静岡ダービー”を藤枝総合運動公園サッカー場で迎える。高いボール保持率でゲームを支配し、今季初の3連勝を狙う。
 沼津は今季就任した今井監督のもと、昨季までの守備重視の戦術から、ボール支配率を高めてテンポ良くパスを回す攻撃的スタイルへの転換を図った。しかし、前半戦は攻め込みながら得点が奪えず、ミスから失点を重ねた。ワーストタイの5連敗も経験。それでも指揮官は「ミスは仕方ない。勇気を持って積極的にボールを動かそう」と、新スタイルを貫いてきた。
 10月以降は戦術が浸透し、9試合で5失点と安定感が生まれてきた。今井監督の戦術を体現する普光院がけん引する形で、この期間は4勝3分け2敗とチーム状態も上向いてきた。「どのように動き、どこでボールを受けたらいいかが選手の共通認識になってきた」と普光院は戦い方に自信を深める。ボランチとして相手の攻撃の芽を摘み、長短のパスを織り交ぜて攻守で中心を担う。3-1で勝利した15日の鹿児島戦でも得点に絡み、調子を上げている。
 今季も残り7試合。終盤戦、そして来季以降の飛躍の足掛かりとする機会にダービーはうってつけだ。普光院は「藤枝には負けたくない。アウェーの空気にのまれず、平常心で自分たちの試合をする」と必勝を誓う。

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