静岡新聞SPORTS

サーフィンプール、牧之原に完成間近 開業「今春早い時期」

(2021/1/13 17:01)
本体工事がほぼ完了した「静波サーフスタジアム」=2020年12月下旬、牧之原市静波(サーフスタジアムジャパン提供、画像の一部を加工しています)
本体工事がほぼ完了した「静波サーフスタジアム」=2020年12月下旬、牧之原市静波(サーフスタジアムジャパン提供、画像の一部を加工しています)

 牧之原市静波に建設が進む日本初のサーフィン競技用人工波施設「静波サーフスタジアム」の本体工事が、1月上旬までにほぼ完了した。事業者のサーフスタジアムジャパンはまもなくプールへの注水を開始し、2月中に波を起こす試験を実施する方針。コロナ禍の影響で遅れている開業時期は「今春の早い時期」(安達俊彦社長)を目指している。東京五輪出場選手の大会前の練習場としても活用が見込まれる。
 「年間5万人の来場を見込んでいる」。12月中旬、工事現場で開催した見学会で安達社長が施設概要を説明し、参加した自治会役員や地元選出議員らが期待を膨らませた。幅150メートル、奥行き60メートルのプール本体はほとんどが完成。屋外の照明など細部の施工を残すのみとなっている。
 隣接するクラブハウスの建設も着々と進んでいる。2階には展望デッキを設け、富士山の眺望やサーファーが競技する様子を楽しめるようにする。クラブハウスへの入場は無料とする方針で、幅広い層に施設に親しんでもらうことで競技者の裾野拡大を目指す。
 東京五輪・パラリンピックでは、牧之原市は米国サーフィンチームのホストタウンに登録されている。米国は五輪前の事前合宿で、同スタジアムを利用してトレーニングを行う意向を示している。
 新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により造波装置の米国からの納入が遅れ、当初20年秋を目指していた開業は後ろ倒しになった。装置のセッティングを行う米国人技術者の来日は12月中旬にようやくかない、試験的に波を起こす準備が整いつつある。
 同感染症が拡大しているため、同社は開業時期の検討を重ねている。安達社長は「サーファーや地元関係者を中心に期待が高い。コロナの状況を見つつ、できるだけ早い時期に開業したい」と話す。

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