静岡新聞SPORTS

飯塚、原点回帰 五輪へ再出発【陸上静岡県選手権】

(2020/8/2 07:24)
男子200メートル予選 20秒70の大会新記録をマークした飯塚翔太=草薙陸上競技場
男子200メートル予選 20秒70の大会新記録をマークした飯塚翔太=草薙陸上競技場

 待ちわびた今季初戦を地元で迎えた。男子200メートルの飯塚は、弟の拓巳(中大、藤枝明誠高出)が昨年樹立した大会記録(20秒80)を予選で塗り替えた。「昨年10月の世界選手権以来の実戦。試合ができて本当に良かった」。来夏の東京五輪に向け、再スタートを切った。
 記録より走りの内容を意識した。コーナーをスムーズに回り、体全身を使って走り抜けた。自粛期間中は都内の自宅でトレーニングを積み、拠点の味の素ナショナルトレーニングセンターで練習を再開したのは5月下旬。「タイムはまだまだ。試合を重ねるごとに良くなっていくはず」とうなずいた。
 五輪延期が決まってから約4カ月。コロナ禍で練習再開のめどや大会開催の見通しが不透明だった中でも前を向く。「同世代の短距離選手の多くは競技をやめてしまったが、自分は今でも続けられている。もっと悔しい人はいるだろうし、下を向いてはいけない」。自らを奮い立たせ、できることに取り組んできた。
 初戦を地元の静岡の大会に選んだのは、もう一度原点に戻るためでもある。草薙陸上競技場は2014年の中部選手権以来で、県選手権も高校1年以来の出場。「地元でスタートを切りたかった」と懐かしい故郷の雰囲気を味わい、表情は晴れやかだった。
 23日にゴールデングランプリが五輪会場の国立競技場で開催され、10月上旬には日本選手権が控える。「今年の結果は大事。しっかりアピールをして、自信を付けたい」。勝負はここから始まる。

静岡スポーツの記事一覧

スポーツアクセスランキング

  • 読み込み中です・・・

明治安田J1(今日の予定)

◇第9節 1回戦
清 水 - 札 幌 (18:00)
名古屋 - 浦 和 (18:00)
鹿 島 - 鳥 栖 (18:30)
川 崎 - 大 分 (19:00)
横浜M -  柏  (19:00)
G大阪 - 横浜C (19:00)
神 戸 - 仙 台 (19:00)
こどもみらいプロジェクト「おやこアットエス」
静岡新聞SBSスクープ投稿