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国体開催、どうなる? コロナ禍、代表選考苦慮 各競技団体「早く判断を」漏れる本音

(2020/5/24 09:28)
各競技団体の動向をまとめる静岡県スポーツ協会=21日、静岡市駿河区
各競技団体の動向をまとめる静岡県スポーツ協会=21日、静岡市駿河区

 国民体育大会(国体)の静岡県代表選考が新型コロナウイルスの影響で計画通りに実施できず、各競技団体は県予選の日程を再調整したり、選考基準を見直したりする対応に追われている。日本スポーツ協会などは本大会の開催可否を6月中に判断するとしているが、今秋の開催は困難な情勢。県内関係者からは「早く判断を」と本音が漏れる。

 ■本大会は鹿児島 9、10月予定
 今年の国体は9、10月、鹿児島県で37競技を実施する予定。多くの競技は県予選、東海ブロック大会を経て出場者を決める。東海ブロック大会は現状、7月5日~8月下旬に愛知県を中心に開催されることになっている。
 各競技団体は県代表の選考期限が迫る中、それぞれ対応を協議。卓球は今月下旬に、テニスは6月下旬に予定していた県予選を中止し、昨年の成績やランキングを参考に選考することを決めた。
 今月下旬の予選を延期することを決めた県馬術連盟の事務局は「馬の調子が影響する競技なので予選会をやらないわけにはいかない。人間だけでなく、ほとんど練習できていない馬の故障も心配しなければ」と話す。
 県外からの移動自粛要請も各団体を悩ませる。県外に散らばった大学生や社会人が戻ってくるのが難しい状況の中で県予選を実施すれば、公平性を欠く。

 ■ゴルフは東海中止
 本大会の開催可否の判断を待たず、ゴルフは少年男子の東海ブロック大会の中止を決定した。ただ本大会が開催されることになった場合、東海ブロック代表をどう決めるかは明確になっていない。
 ほかにも東海大会の開催を断念する競技が出てくることが予想される。各団体からは「県代表は昨年の成績などで選出できても、東海ブロック代表は難しい」「本大会は交流試合のような形にすれば」などの声が上がる。

 ■「今は粛々と準備」
 本大会が予定される10月は流行の第2、第3波の懸念もある。開催地の鹿児島県は1年程度の延期を要望しているとされるが、2021年開催地の三重県、22年の栃木県などとの調整は難航しそうだ。
 最終結論が出るまでは、本県の各競技団体も気をもむ日々が続く。県スポーツ協会の石川恵一朗専務理事は「今秋の開催は困難な状況に近づいているが、今は粛々と準備を進めるしかない」と話す。

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