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首都圏大学野球にもコロナ影響 続く活動休止、静岡県勢進路模索

(2020/5/9 13:40)
筑波大の村木文哉
筑波大の村木文哉
大東大の稲垣淳之介
大東大の稲垣淳之介

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、首都圏の大学野球リーグに所属するチームも活動休止が続いている。最終学年を迎えた県勢選手は、活動再開に備えて自主練習に励みつつ進路を模索。静岡高のエースとして2015年春、夏の甲子園で登板した首都1部・筑波大の村木文哉らは、「最終目標はプロ」としつつ、社会人入りへ軸足を移している。
 「大学施設が使えないので寮の近くの公園で体を動かしている」と村木。リーグ戦の会場となる5都県は全て「特別警戒」の対象。「5月中は練習ができず(6月21日予定の)開幕まで練習量が少ないのは不安。でも、最後の年なのでやれないのは悲しい」と話す。
 プロへの門戸は例年以上に狭くなる見通しで、東都1部のある県勢選手も社会人入りに軌道修正。「将来プロに行けなくなるわけじゃない。今の状況であがいても仕方がない」と受け入れ、「目標があるから頑張れる」と意欲を保っている。
 16年夏の静岡大会で準優勝した袋井高のエースで、首都2部・大東大の稲垣淳之介は自主練習と並行し、「野球を続けられるなら続けたい」と軟式野球部のある企業を中心に就職活動を行っている。あらゆる可能性に懸けて教員採用試験も受けつもりだ。活動休止になった3月は先行きに不安を感じたが、今は「何とかなる」と前向きに乗り切ろうとしている。
 東都2部・拓大の主将を担う中田海斗(藤枝明誠高出)も部の活動休止期間を就職活動に充てている。「採用人数も少なく、面接ができない企業もある」と戸惑うが、「下を向いていても仕方がない」。野球は大学まで、秋のリーグ戦でやり遂げたいと考えている。「秋は野球に集中できるよう、春に何とか就職を決めたい」と今できることに徹する。

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