静岡新聞SPORTS

東京五輪パラ/ラグビーW杯 森喜朗氏に単独インタビュー

(2019/6/12 07:35)
2020年東京五輪・パラリンピックの陣頭指揮に当たる森喜朗同組織委員会会長=4日午後、東京都中央区晴海
2020年東京五輪・パラリンピックの陣頭指揮に当たる森喜朗同組織委員会会長=4日午後、東京都中央区晴海

 日本ラグビー協会の前名誉会長で2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長を務める森喜朗元首相は11日までに、静岡新聞社の単独インタビューに応じ、開幕まで1年余りに迫った五輪・パラリンピック(オリ・パラ)と開幕100日前となったラグビーワールドカップ(W杯)日本大会に懸ける思いなどを語った。静岡県が会場となるオリ・パラの自転車競技について「世界中の人々が憧れる富士山の麓で素晴らしい大会になる」と成功への手応えを表明。「オリ・パラに象徴される共生の理念」の定着・浸透にも期待を寄せ、「人々、特に子どもたちにそうした意識が根付くことが本当の意味のレガシー(遺産)になる」と意義付けた。
 日本ラグビー協会会長当時、誘致に尽力したラグビーW杯日本大会について「犠牲的精神やノーサイドの精神が息づくラグビー文化が日本に根付くきっかけになる」「外国から多くの観戦者を迎え入れることで各地に経済波及効果が見込める」と期待した。
 静岡県がロードレースのゴール地点、トラックとマウンテンバイク(MTB)の競技会場となるオリ・パラの自転車競技は「欧州を中心に人気のスポーツで、日本でも必ずブームになる」と見通し、大会を通じ「世界の人々が改めて、富士山があって、風光明媚(めいび)で、昔からスポーツに対する関心も高い静岡の良さ、素晴らしさを知ることになる」とした。経費削減から始まった会場の分散を「一つの都市で開催するのが五輪本来の姿だが、結果として静岡県はじめ国全体で盛り上げようとの機運につながっている」と自己評価した。
 森会長は、自転車に限らず「ふだん触れる機会が少ない競技の魅力を知る」ことに加え、共生の理念、大会本番や県内では15市町が登録しているホストタウン活動などを通じた各国選手との触れ合いと国際社会への関心、自国の文化や歴史の見直しなどが、「人の心の中に芽生え、残ることがレガシー」と指摘した。

 もり・よしろう 1937年生まれ、石川県出身。元首相(在任2000年4月~01年4月)。1969年に32歳で衆院初当選。文相や通産相、自民党幹事長などを歴任した。2012年、政界引退。現在は東京五輪・パラリンピック組織委員会会長を務める。日本ラグビーフットボール協会の前名誉会長。

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