2月の柔道GS、選手派遣せず イスラエルで開催、素根ら予定

 全日本柔道連盟(全柔連)は26日、イスラエルで開催予定のグランドスラム・テルアビブ大会(2月18~20日)に選手を派遣しないと発表した。国内外で猛威が続く新型コロナウイルスの感染状況を考慮した。

全日本柔道連盟の事務局が入る東京都文京区の講道館
全日本柔道連盟の事務局が入る東京都文京区の講道館

 関係者によると、女子は78キロ超級の素根輝ら東京五輪代表が参加予定だった。男子は五輪代表を派遣せず、有力選手の出場を計画していたという。柔道の日本勢は今月、ドーハで行われたマスターズ大会で昨年2月以来の国際大会に臨んだばかりだが、今夏の五輪に向けた強化活動が再び停滞することになった。
 全柔連は医科学委員会の医師を交えて派遣の可否を検討していた。

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