びわ湖毎日マラソン、大阪と統合 22年から大規模大会目指し

 日本陸連は25日、五輪や世界選手権の男子日本代表選考会を兼ねてきた、びわ湖毎日マラソンを来年2月28日の第76回大会を最後に滋賀での開催を終了し、2022年から大阪マラソンと統合すると発表した。大阪マラソンのコースを使用し「第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会(仮称)」として行われる予定。

びわ湖毎日マラソンを1位でゴールインした瀬古利彦=1988年、滋賀県大津市・皇子山陸上競技場
びわ湖毎日マラソンを1位でゴールインした瀬古利彦=1988年、滋賀県大津市・皇子山陸上競技場

 びわ湖毎日は福岡国際、東京と並び男子の代表切符を争うレースと位置付けられてきたが、近年はびわ湖毎日と同時期開催で好記録の出やすい東京に有力選手が集まる傾向があった。東京など大規模大会が潮流となり、びわ湖毎日も拡大を検討したが、困難と判断された。

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